今回は『高校の授業についていけない人のための4つの手順|今から1か月で追いつく』について紹介します。
中学の時は宿題をやっておけば授業内容を理解できたのに、高校では通用しなくなったという人も少なくないと思います。
しかし安心してください。
高校の勉強内容や授業は難しく感じるかもしれませんが、実はそれはただの勘違いです。
正しい手順さえ踏めば、すぐに授業に追いつく知識と応用力を誰でもつけることができます。
そこで今回は、高校の授業に追いつくために必要な4つの手順について紹介したいと思います。
マネー金
4つの手順を踏めば、授業に追いつくどころか追い越すことができるよ!
目次
中学の授業についていけて高校の授業についていけない理由
- 中学の授業についていけて高校の授業についていけない人は才能はあるが自学量が足りない
【該当する人の特徴】
- 授業外での自己学習は学校の宿題のみ
- 学校の授業のみ聞いている
中学校では授業についていけたのに高校ではついていけなくなる原因は、中高の勉強内容の違いにあります。
【中学校と高校の勉強の違い】
- 中学の勉強は少ない知識を応用する練習
- 高校の勉強は多くの知識を応用する練習
中学の勉強は、少ない知識を用いて応用力や発想力を鍛えるのが目的です。
一方で高校の勉強は、多くの知識を用いて応用力や発想力を鍛えるのが目的です。
そのため、中学の授業の場合は定期的に出される宿題や授業だけで知識が身についていました。
しかし高校の授業の場合は、そもそもの知識量が中学とは比にならないため、宿題や授業だけでは身につかなくなってきます。
応用力や発想力は『知識』がベースとなって形成されるものなので、知識が身についていない状態では応用も発想もありません。
そのため、中学と高校で授業に対する理解度が異なってくるのです。
実は高校の授業についていけなくても問題ない
- 定期テストにも大学受験にも学校の授業は必須ではない
- 学校の授業が学力の向上に役立つのは一部の生徒のみ
高校の授業についていけなくなってくると、不安になりますよね。
しかし、実は高校の授業についていくことができなかったとしても問題ありません。
なぜなら、授業なしでも定期テストや大学受験は攻略できるからです。
そもそも、学校の授業が効果的なのは一部の生徒のみです。
高校の授業についていけない人が取るべき4つの手順
- 簡単な参考書で分からない単元の原理を学ぶ
- 学校の授業を聞いてノートを自分でまとめる
- 簡単な参考書の問題演習
- 学校の宿題を自力で解いてみる
まずは他の科目を無視して上記の方法で英数を最優先に解決すること
① 簡単な参考書で分からない単元の原理を学ぶ
学校の授業についていけない人は、教科の中に分からない単元が存在しています。
その単元を解消してあげれば、自然と授業内容が理解できるようになってきます。
しかし、授業についていけない人の中には(1)分からない単元が明確な人と、(2)どの単元が分からないのかすら分からない人がいます。
(1)分からない単元が自分の中で明確な場合
- 簡単な参考書で分からない単元の原理を学ぶこと
※学校では授業を聞いて家で並行して進めると良い
ついていけない単元が自分の中ではっきりと分かっている場合は、その単元のみを簡単な参考書で学んでください。
学校の教材は最低限の内容しか書いていないため、読んで分かる人と読んでも分からない人に別れます。
一方、参考書の場合は誰にでも分かるように詳しく書かれています。
そのため、順に読んで進めていけば必ず理解できるようにできています。
(2)分からない単元が自分の中で明確でない場合
- 簡単な参考書で最初から原理を学ぶこと
※授業の単元に追いつくまでは授業を無視して内職できるとgood
参考書は基本的に、学びやすい(学ぶべき)順で構成されています。
そのため、基礎の土台を効率よく作るためにはもってこいなのですね。
どの単元が分からないのかすら分からない人の場合は、基礎の土台すべてが存在していません。
そのため、まずは簡単な参考書で基礎の土台を作る必要があります。
最短で効率よく基礎の土台を作る方法は『学校の授業を無視して簡単な参考書を自分で進めること』です。
② 学校の授業を聞いてノートを自分でまとめる
- まずは板書を写さずただ授業を聞く
- 板書を写す時間に雑にさらっと裏紙に板書を書く
- 裏紙の板書の理解しづらい点等に絵や自分なりの考えやコメントを入れる
- 家で裏紙の板書の内容を理解しながらノートの左ページに写す
- 根本が分かっていない項目は家で自分で調べてノートの右ページにまとめる
詳細は以下の記事に載せているので、以下の記事をご覧ください。
③ 簡単な参考書の問題演習
- 簡単な参考書の自分で学んでいる単元の例題を解くこと
※各例題に3回〇が付くまで反復して解く
簡単な参考書で原理を理解して基礎の土台を作り、授業で少しレベルの上がった原理の説明を聞いて理解した後は実践演習です。
とは言っても、学校の宿題や問題演習のレベルにはまだ達していないので、簡単な問題演習をしましょう。
つまり、簡単な参考書の『例題』を解くべきということです。
この時に重要なことは、3回〇をつけるまで反復して例題を解くことです。
④ 学校の宿題を自力で解いてみる
- 宿題の問題を自力で考えながら解いてみること
※解けたらそれでもうOK、解けなかったら参考書での原理の理解と問題演習を続けること
学校の宿題を自力で考えながら解いてみて、自力で解くことができればもうOKです。
おそらく今後は授業を集中して聞いていれば、授業に後れを取ることはないでしょう。
逆に解くことができなければ、まだ学校のレベルに追いついていません。
簡単な参考書の原理を再度読み返し、その上で参考書の問題演習を反復しましょう。
これを繰り返していれば、必ず授業に追いつく瞬間が来ます。
【結論】高校の授業に追いつくのは今からでも遅くない
- 定期テストや大学受験に高校の授業は必須ではないからまずは安心すること
- 高校の授業についていくことができないのは単純に『自学』が足りていないだけ
- 簡単な参考書で分からない単元の原理を学ぶ
- 学校の授業を聞いてノートを自分でまとめる
- 簡単な参考書の問題演習
- 学校の宿題を自力で解いてみる
まずは他の科目を無視して上記の方法で英数を最優先に解決すること
授業内容が理解できないままどんどん授業だけが先に進んでいく不安は非常に分かります。
しかし、分かりもしない授業の板書をただ必死でしていたところで何も変わりません。
分かりもしない授業を真面目に受けるのと、不安と戦いながら授業が分かるようになる行動をするのでは全く異なります
多くの人は、不安を和らげるために、せめて真面目に授業の板書をしようとします。
しかし、本当に授業についていけるようになる人は、不安と戦いながら授業が分かるようになる行動をする人です。
一度授業を放棄して追いつくまでは自学することも時には重要なのです。
目の前の不安を解消することにだけ目を向けず、将来的に不安がなくなることを目標にして、長い目線で行動しましょう。
そうすれば、いつの間にか授業内容が分かるだけでなく、授業を追い越している自分がいるはずです。