化学の参考書の勉強法を難易度別に紹介!短期間で偏差値を30上げる!

 

今回は「化学の参考書の難易度別の勉強法、そして短期間で偏差値を30上げるための化学の勉強法」について紹介します。

 

化学は覚えることが多くて大変ですよね。

 

しかも、覚えるだけでいいのならまだいいのですが、覚えることも多いうえに原理も把握していないとなかなか成績が上がりません。

 

特に、化学の教科書や参考書の最初の方に出てくるモル計算などの理論化学で躓く人が多いのではないでしょうか。

 

私も化学を学び始めたころ、理論化学の時点で訳が分からなさ過ぎて立ち止まっていました。自分なりに式を立てても、全然答えと違うなんてことは日常でした。

 

それもそのはずです。なぜなら勉強の手順を誤ってただただ勉強時間だけ費やしていたからです。

 

それ以降、勉強手順を再度考え直し、初めから行なってみたところ、化学の成績はグンと伸びました。

 

そして偏差値39の落ちこぼれ状態から、日本一化学が難しいと言われる「東京工業大学(東工大)」に逆転合格できました。

 

そこで今回は「独学でも落ちこぼれ状態から化学の偏差値を30上げる勉強法、そして偏差値別の参考書の活用」について紹介したいと思います。

 

もし化学の勉強法に躓いている方や、化学の成績が伸び悩んでいる方がいたら、是非この記事を参考にして勉強してみてください。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・そもそも化学の勉強の仕方が分からない

・化学の成績がイマイチ上がらない

・効率よく化学の成績を上げる勉強法が知りたい

 

1. 化学の効率的な勉強の順番

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化学の成績を効率よく上げようとすると、今まで勉強してきた英語や数学とは少し異なった勉強の順序を辿る必要があります。

 

数学(英語)の場合は以下の勉強フローを辿ることが効率的な勉強法なのですが、化学の場合は異なります。

 

数学(英語)の場合

 

①参考書の問題の解法を繰り返し暗記

 

②解法パターンの知識が身についてくる

 

③徐々にどの解法同士を組み合わせればいいか分かってくる

 

④この段階で「なぜ」を大切にプロセスを考察していく

 

⑤上記を繰り返すことで応用力が身についてくる

化学の場合

 

①まずは化学についての概念をザっと知っておく

 

②参考書の問題の解法を繰り返し暗記

③解法パターンの知識が身についてくる

 

④徐々にどの解法同士を組み合わせればいいか分かってくる

 

⑤この段階で「なぜ」を大切にプロセスを考察していく

 

⑥上記を繰り返すことで応用力が身についてくる

 

数学とは異なり、化学の場合はまず最初に概念の理解をしておく必要があります。

 

この理由として、数学には多くの公式や解法パターンが存在しているのに対し、化学には公式や解法パターンがあまり多くないことが挙げられます。

 

つまり、数学の場合は公式や解法パターンが多いので、それらをパズルのように組み合わせて解くことができます。

 

そのため、パズルピースとなる公式や解法パターンを暗記することが大前提となります。そして数学の場合は、この「公式と解法パターンの暗記」こそが応用力に結びつきます。

 

一方、化学の場合は公式や解法パターンが少ないので、訳も分からずそれらを暗記したところで問題に対応することができません

 

例えるなら、足りないピースを形から自分で考えて作り、一枚のパズル絵を完成させないといけないのです。

 

初めからピースがすべてそろっている数学と、ピースを自分で作らなければならない化学では、アプローチの仕方が異なるのです。

 

そして、化学においてピースを作るために必要なものが「全体の概念の理解」です。

 

これがなければ、いくら訳も分からず問題演習したところで立ち止まってしまいます。

 

化学を勉強するときは、ボヤっとでもいいので全体的な概念を頭に入れている状態にしておくことが大切です。

 

数学とは異なり、化学は「原理の理解こそ」が問題解答力と応用力につながります。

 

2. 難易度(偏差値)ごとの参考書の演習方法

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化学は概念の理解が非常に重要な科目なのですが、暗記単元も多いので物理ほどは苦戦しないと思います。

 

以下は化学の全体的な概念や理論的考え方を学べる参考書~超難関大学にも挑むことができる参考書の例です。

 

難易度(偏差値)ごとに勉強方法とオススメの参考書を載せているので、是非以下を指針に勉強を進めてみて下さい。

 

全体的な概念を学べる参考書(偏差値30~45)


正直学校の教科書や学校の授業の説明だけではよく分からないということもあると思います。

 

特に理論化学なんてものは、本当に分かりやすく例を用いながら概念を説明してもらわないと混乱してしまいますよね。私もその状態でした。

 

というかもはや私の場合は、水素の元素記号しか知らないようなレベルでした。

 

しかし安心してください

 

この参考書はそんな私でも理解できたくらい分かりやすく書いてくれています。この参考書ほど概念を理解できる分かりやすい参考書はないと思うほどです。

 

理論化学の式の立て方やその原理など、背景的な理解もできる上に、簡単な関連問題も載せてくれているので、「概念の理解+簡単な演習」もできます。

 

この一冊だけで最低限の化学への理解と、最低限の問題解答力は身につくでしょう。センター試験でいうと70点台ほどまでは取ることができます

 

この参考書の勉強法

読む段階

 

①まずは全体感をつかむために最後まで1周読む

※分からないところは付箋をつけたうえで飛ばす

 

②2周目に入り、もう一度全体を最後まで読む

 

③3周目も同様に、最後まで通して読む

 

④付箋をつけた箇所を集中的に読む

※それでも分からなければ一度放置

解く段階

 

⑤参考書付属の問題を最初から最後まで1周分解く(この時、自力で解けた問題には〇を1個つける)

※分からなければすぐに解答を見る

 

⑥2周目も1周目と同様に演習(1周目と同様に自力で解けた問題には〇を1個つける)

 

⑦3周目以降も同様に繰り返し、〇が3個ついた問題に関してはもう解かなくて大丈夫

 

上記通り行なえば、化学の基本的な概念に関しては、ある程度想像できる状態まで達しているはずです。また、基礎的な問題も少し解けるレベルまで上達しているでしょう。

 

基本事項と基礎問題の参考書 (偏差値45~52)

この参考書は、教科書と問題集が合体したような参考書です。基本的な知識や説明が載っているだけでなく、基礎的な問題も一緒に載っています。

 

ただ、やはり説明が教科書的なので、もし読んでいて分からなくなったり、疑問点などがあれば、最初の「全体的な概念の参考書」に立ち返りながら確認するといいでしょう。

 

演習方法は先ほどの参考書と同様です。

 

センター試験、中堅私立大学を目指す方はこの参考書まで演習してください

 

少し応用~応用の参考書(偏差値52~62)

この参考書は非常に有名な参考書です。化学と言えばこれ、とも言えるほど皆が愛用しています。

ただ、最初に取りかかる参考書としては難易度が高すぎるので、上で紹介した2冊をクリアしてから取りかかるといいでしょう。

重要問題集にはA問題とB問題があり、さらにその中でも「必須問題」と「準必須問題」に分かれています。以下の順で演習すると良いでしょう。

 

①ある単元の「A問題・必」
②ある単元の「A問題・準」
③ある単元の「B問題・必」
④ある単元の「B問題・準」

 

中堅国公立大学~旧帝大を目指す方はこちらの参考書まで演習してください。

 

中堅国公立大学を目指す人
①②の演習だけでも対応はできます
もし時間に余裕があれば、自分の得意単元や志望大学の頻出単元の③問題を解いておくといいでしょう。
上位の中堅大学を目指す人
少なくとも①②はできるようにしておきましょう
①②のうちの8割以上は解ける状態を目指してください。時間がなければ③④に関しては、得意な単元あるいは志望大学頻出単元のみで構いません。
旧帝大を目指す人
少なくとも①②③はできるようにしておきましょう
①②③のうちの7.5割以上は解ける状態を目指して下さい。
時間があれば④も解けるようにしましょう。もしなければ、自分の得意単元あるいは志望大学頻出の単元だけでも見ておきましょう。

応用の参考書(偏差値57~70)

 


この参考書は、全部を読んだり、問題を解いたりする用の参考書ではありません。

 

簡単な内容から、超応用内容まで、大学受験の化学すべてを網羅している参考書になります。

 

大学入学後に習うような原理の説明まで載せられているので、この参考書は辞書的な活用の仕方をしましょう

 

ただ、これ一冊持っておくと、化学に関するすべてが載っているため、分からないことや調べなければならないことをすぐに見つけることができます。

そのため、1冊は持っておくとかなり便利です。

 

上位中堅大学~超難関大学(国公立医学部・東大・京大等)を志望する方は、この参考書を持っておくことをかなりオススメします。

 

ちなみに、この参考書は大学に入った後でも利用できます。それほどクオリティが高く、化学のすべてが詰まっています。

 

超応用の参考書(偏差値62~70)

先ほどの「新研究」の著者が出している問題集です。そのため、かなり難易度が高くなっています。

 

この問題集の問題は★1~★3に分けられており、それぞれ★1が地方国公立大学レベル、★2が中堅~旧帝大レベル、★3が超難関大学レベルに該当します。

 

★1~★2の問題は重要問題集と被る問題もあるため、すでに重要問題集を演習した方は飛ばしてもいいかもしれません。

 

超難関大を志望する方は、この参考書の★1~★3のすべての問題のうち65%は解けるように反復してください。

 

特に、この新演習問題集は有機化学の問題が豊富です。二次試験の有機化学の単元を得点源にしたいと考えている方は一度は演習しておくと良いでしょう。

 

国公立医学部・東大・京大・東工大・阪大・早慶理工を志望している方向け

 

また、自分の志望大学の過去問にも目を通すようにしてください。少なくとも過去4年分は見ておくといいでしょう。

 

また、自分の志望大学だけでなく、少しランクダウンした大学および、少しランクを上げた大学の過去問も1年分以上は解いてみて下さい。

 

そこまで対策ができれば、ほぼ間違いなく合格点に達することができるでしょう。

 

3. 化学の単元ごとの勉強法

化学の勉強方法に関してですが、最初から全単元を学習しようとしないでください。最初に全部触れたところで、2周目の段階でどうせすべて忘れてしまいます。

 

化学には大きく分けて「化学基礎・理論化学・無機化学・有機化学・高分子化合物」という5つの単元が存在します。オススメの勉強順番は以下です。

 

①化学基礎

 

②理論化学

 

③無機化学

 

④有機化学

 

⑤高分子化合物

 

この順で、「全体概念・基礎」⇒「少し応用・応用」のペアで学習してください。例えば、以下のような組み合わせと順番で演習してください。

 

①「化学基礎」の全体的な概念の把握

 

②「化学基礎」の基礎演習

 

③「理論化学」の全体的な概念の把握

 

④「理論化学」の基礎演習

 

・・・・

 

⑪「化学基礎」の少し応用演習

 

⑫「理論化学」の少し応用演習

 

・・・・

 

⑯「化学基礎」の応用演習

 

⑰「理論化学」の応用演習

 

・・・・

 

このように、単元ごとと難易度ごとに順位付けをして、まとめて演習をしてみてください。自分で勉強優先順位がつけられない方は、上記の順通りそのまま演習してください

 

4. まとめ

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どの参考書を解くにしても、以下のことは守ってください。

 

■分からなければすぐに答えを見る

 

■何度か考えて(読んで)分からなければ一度飛ばす

 

■問題は必ず〇が3個つくまで繰り返し解く

 

■テスト直しは必ずする

 

以下は英語の偏差値を独学で30上げる勉強法の詳細です。もし興味があればご覧ください。

 

独学で英語の偏差値を30上げる勉強法!参考書の正しい使い方と演習順

 

以下は短期間の独学で数学の偏差値を30上げるための勉強方法と参考書の演習順です。

 

独学で数学の偏差値を30上げる勉強法!使う参考書と演習順番はこれだ!

 

以下はそれの物理バージョンです。こちらもあわせてご覧ください。

 

短期間の独学で物理の偏差値を30上げる!偏差値ごとの参考書と演習方法!

 

また、偏差値39の落ちこぼれの私がどのように行動して東工大に合格できたかを詳細に記載した記事が以下になります。もし興味があれば是非ご覧ください。

 

落ちこぼれから独学で偏差値を30上げ難関大学に合格するための勉強術

 

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