学校の授業を受けるべき受験生と無視すべき受験生の特徴|合否に影響する

 

今回は『学校の授業を受けるべき受験生と無視すべき受験生の特徴|大学の合否に影響する』について紹介します。

 

受験生の中には、学校の授業を無視して大学受験対策をするべきかどうかで悩んでいる人もいると思います

 

実は、大学受験生が学校の授業を無視するべきかどうかの答えは、全員共通ではありません。

 

学校の授業を真面目に受けた方が学力向上する人もいれば、学校の授業を無視した方が学力向上する人もいます。

 

そこで今回は、学校授業を受けるべき人と無視するべき人の特徴について紹介したいと思います。

 

マネー金

実は、一部の人間は学校の授業を真面目に聞いた方が学力を効率よく伸ばせるんだよね!

 

学校の授業を受けるべき受験生と無視すべき受験生

ソース画像を表示

 

学校の授業を受けるべき人と無視するべき人は以下の2つの項目ごとに異なります。

 

  1. 生徒の学力レベル
  2. 生徒のやる気

 

1.生徒の学力レベル

  1. 高 (基礎知識応用知識) (偏差値60以上)
  2. 中 (基礎知識応用知識) (偏差値50~59)
  3. 低 (基礎知識応用知識) (偏差値49以下)
  • 学力レベル『中(偏差値50~59)』の人のみ授業を真面目に受けるべき
  • 学力レベル『高(偏差値60以上)』の人は基礎の復習をしたい時のみ授業を聞くと良い
  • 学力レベル『低(偏差値49以下)』の人は自分で参考書を勉強して基礎知識をつけてから授業を受けると良い

 

学校の授業は塾や家庭教師とは異なり、全生徒が対象です。

 

そのため、落ちこぼれの生徒にも、学力が飛び抜けている生徒にも合わせることはできず、あくまで平均的なレベル』で行なう必要があります。

 

上記の生徒の学力レベルで言うと、『中』に該当する人が学校の授業レベルです。

 

勉強は、自分のレベルよりも高すぎる、あるいは低すぎると一切役に立ちません。

 

このように、集団授業の場合は、受ける側の生徒のレベルと提供する側の授業のレベルがマッチしていないと無意味になってしまいます。

 

学力レベル『低』の人が授業を受けて学力を伸ばしたいのなら、まずは自分で参考書演習をして基礎知識を入れてから授業に臨む必要があります。

 

また、学力レベルが『高』の人が授業を受けたいのなら、『基礎レベルの復習』という目的で学力レベルを下げて受ける必要があります。

 

2.生徒のやる気

  1. 高(自発的に家で勉強できる)
  2. 中(課題やテストがあれば家で勉強できる)
  3. 低 (何があっても家で勉強できない)
  • やる気『高』の人は授業を聞くよりも自分で参考書を進めた方が効率的
  • やる気『中』『低』の人は学校の授業を聞いた方が効率的

 

学校の授業を受けることで学力を伸ばせるかどうかには『生徒のやる気』も関わってきます。

 

学校の授業はあくまで、参考書や教科書を分かりやすく説明しているだけなので、自分で参考書を進めることができる人には授業は必要ありません

 

市販の参考書は全く知識のない人でも、最初から読めば理解できるように作られています。

 

そのため、自分で参考書を勉強する意欲さえあれば、学校の授業は必要ないのです。

 

つまり、やる気が『高』の人は、授業を聞くよりも参考書を自分で進めた方が圧倒的に効率が良いです。

 

逆に、やる気が『中』『低』の人は学校の授業を聞いた方が良いでしょう。

 

なぜなら、座って前を向いているだけで視覚的、聴覚的に参考書や教科書の内容を知ることができるからです。

 

本人にやる気が出るまでは、強制的に耳と目に情報が入ってくる”授業”を聞いている方が断然効率的です。

 

学校の授業を受けるべき受験生と無視すべき受験生の診断

ソース画像を表示

 

 

基本的には、やる気さえあれば今の学力がどんなレベルであろうと『独学で参考書演習』をした方が効率的です。

 

ただ、独学だと分からない箇所が出てくると思うので、その時は学校の教師に質問をしましょう。

 

また、やる気がない人の場合や、自発的に自学ができない人の場合は『面白い授業』のみ聞くと良いでしょう。

 

というのも、そもそも勉強にやる気のない人は、勉強目標や学問への興味がない傾向があります。

 

そんな中でつまらない授業や分かりづらい授業を聞いていても、上の空か寝てしまうかです。

 

そんなものよりも、面白いと思える授業の時に集中力を発揮して聞くことの方がよっぽど重要です。

 

【例えば】

  • 地理の担当教員がただ淡々と教科書や参考書の内容を説明していた。やる気のない人がその授業を真面目に聞いて、ノートを取ったとする。しかし、そもそも地理という学問に興味を持っていないので、まず自学をすることはない。
  • 一方で、地理の担当教員が『色んな国を旅行した時の衝撃エピソード』を地理の内容と絡めながら話していたとする。面白いという感情をきっかけに『地理という学問』に興味が出てくる可能性あり。

 

やる気のない人には、この『学問への興味』が非常に重要となってきます。

 

1教科でも好きな科目や勉強したいと思える科目ができると、そこから徐々にやる気が広がってくるので、まずは小さな一歩を踏み出しましょう。

 

『授業を受けるべき人』に該当する人は、以下の手順に従ってしっかりと授業を聞きましょう。

 

  1. まずは板書を取らずに授業の内容を集中して聞いて理解する
  2. 裏紙やルーズリーフなどに雑に板書を素早く取る
  3. 家で裏紙やルーズリーフに書いた雑な板書をノートに書き写す(この際、授業の説明を思い出しながら自分のコメントや図を入れて分かりやすくまとめること)
  4. その後、授業中に出た宿題等の演習をする

 

これを行なえば、学校の授業を無駄なく大学受験に効率よく活かすことができます。

 

学校の授業でのノートの使い方学校の定期テストを受験に活かす方法についてもこの際確認しておくと後々役立ってくるでしょう。

 

大学受験に学校の授業が必要かどうかまとめ

ソース画像を表示

 

【授業を受けるべき受験生】

  • 学力レベル『中』の人は授業を真面目に受けるべき
  • やる気『中』『低』の人は学校の授業を聞いた方が効率的

※学力レベル中:偏差値50~59

※やる気(中:課題やテストがあれば自学できる 低:何があろうと自学できない)

 

上記該当者が授業を受ける際は、以下の手順を意識するようにしましょう。

 

  1. まずは板書を取らずに授業の内容を集中して聞いて理解する
  2. 裏紙やルーズリーフなどに雑に板書を素早く取る
  3. 家で裏紙やルーズリーフに書いた雑な板書をノートに書き写す(この際、授業の説明を思い出しながら、自分のコメントや図を入れて、勉強初心者に説明するように分かりやすくまとめること)
  4. その後、授業中に出た宿題等の演習をする

 

以上が学校の授業を真面目に受けるべき大学受験生と、無視するべき大学受験生の特徴です。

 

よく学校の授業は無駄であると言われますが、人によっては大学受験にも大いに利用できます。

 

まずは自分がどのタイプに属するのかを把握したうえで、授業を無視して参考書を進めるべきなのか、授業を聞くべきなのかを判断してみてください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)