今回は『就活全体の流れを徹底紹介|内定を勝ち取る時期ごとのやることリスト』について紹介します。
この時期ごとのリストを参考に行動して、是非第一志望の内定を獲得してください。
この方法をフル活用できれば、就活生が憧れるような企業にも十分対応できるようになります。
目次
大学3年(修士1年)の6月
【取るべき行動】
- ドリームインキュベータ(DI)のインターン選考を受ける
【特徴】
- インターン選考の中で最も早い時期に開催される
- インターン選考のレベルが非常に高い
- 就活に必要な要素がすべて詰まっている
【目的】
- 早い時期から就活の全容を知る
- 優秀な就活生から刺激を得る
【登録しておくべき就活サイト】
- マイナビ(学生全般対象)
- リクナビ(学生全般対象)
- 外資就活ドットコム(外資向け全般)
- Unistyle(優良ベンチャー企業向け)
- FactLogic・Goodfind(外コン・外銀、高学歴向け)
早い人は大学三年生(修士1年生)になった瞬間に就職活動のことを意識し始めます。
早く始めた人の方が第一志望企業合格率が高いので、余裕がある人は早めに行動しておいた方がいいでしょう。
大学3年(修士1年)の6月に取るべき行動なのですが、DI(ドリームインキュベータ)を受けてください。
大学3年(修士1年)時の最初の就活目標は『インターンに参加すること』です。
そして、そのインターン参加に必要なものが『インターン選考』です。
DIのインターン選考は、数ある企業のインターン選考の中で最も早いです。
就活に必要な、ES、webテスト、グループディスカッション、面接というすべての要素が含まれているので、早い段階から就活のすべてを体験できます。
※以下はドリームインキュベータのインターン選考例
【字数】400字程度
【内容】①今までに学業以外で注力したことについて②その中で直面した困難③どのようにその困難を解決したか④そこから何を学んだか
【個人的な感想】適当に書きさえしなければ基本的に通過するイメージ
【内容】SPI(言語・非言語・性格)
【時間】90分
【難易度】普通
【個人的な感想】それほど難しくなく、それほど高得点でなくとも通過するイメージ
【人数】5~6人
【内容】(例)〇〇の売り上げを2倍にするには(例)△△という地域を活性化するための施策
【難易度】難しい
【個人的な感想】初めて参加する人は圧倒される。慣れてなければ難易度は非常に高い。この当時の私は一言も発することができなかった。
【人数】同上
【内容】同上
【難易度】同上
【備考】1回目が終わればそのまま2回目の部屋へ通される(2回目までは全員通過)
【個人的な感想】1回目でグループディスカッションの雰囲気を体験し、2回目で真似してみる。しかし付け焼刃ではなかなか難しい。
【人数】同上
【内容】同上
【難易度】同上
【備考】3回目は呼ばれた人のみ。それ以外の人は不合格でそのまま帰される(私は3回目に参加できなかった)。
【形式】個人(社員1:学生1)
【時間】5分程度
【内容】志望動機や感想等
グループディスカッションに関してですが、社員の方が1人座っており、適宜個人個人に質問が飛んできます。
大学3年(修士1年)の7月
【取るべき行動】
- 就活における志望企業の選択軸を作成
- できる限り多くの企業のインターン選考を受ける
【目的】
- 今後の就活の方針、就職したい企業の枠を定める
- 選考慣れをして、本選考でパフォーマンスを発揮する
※インターンルートでそのまま内々定を貰える可能性あり
【グループディスカッションに強くなる参考書】
※この時期から徐々に手をつけ始める
DIの選考で刺激を受けた後は、自分の中での志望企業の選択軸を作りましょう。
今までの人生を振り返って、自分がやりがいを持って行動出来た瞬間、満足度が高かった瞬間などをもとに作成しましょう。
自分自身と向き合って、じっくりと考えてやりたいこと、強みにできることを探してみてください。
また、この時期から徐々に企業のインターン選考が始まるので、自分が受けてもいいと思う企業の選考をできるだけ受けてください。
夏インターンに1つは参加しておくといいですね。
興味が一切ない業種でも構わないので、選考慣れをしておきましょう。
大学3年(修士1年)の8月
【取るべき行動】
- インターン参加準備
(どこにも参加できなさそうなら、この時期はお休み期間)
インターン参加企業の業界情報や業界知識を仕入れておくと良いでしょう。
インターンから本選考につながるという企業は少なくないので、インターンで爪痕を残せるようにしておくと良いですね。
大学3年(修士1年)の9月
この時期はインターン以外は特にイベントがない時期なので、休み期間です。
大学3年(修士1年)の10月
【取るべき行動】
- 参加したいインターンがある場合はその企業の選考を受ける
- 参加したいインターンがなければ、大手志望の人はベンチャーを、ベンチャー志望の人は大手の選考を受ける
【目的】
- 少し視点の異なったフィードバックや選考雰囲気、選考過程を体験する
参加したいインターンがある方は、それに全力を注いで下さい。
特に参加したいインターンがない人は、ベンチャー志望なら大手、大手志望ならベンチャーを受けてみてください。
選考雰囲気や興味を持ってくれるポイントが少し異なっており、大きな学びになります。
大学3年(修士1年)の11月
【取るべき行動】
- webテスト、筆記テスト対策
この時期からテスト系の選考が始まります。
外コン、外銀は冬の選考が本番なので、テストで落ちないように自分の受ける企業のテスト対策に注力しましょう。
また、この時期に対策をしっかりしておくと、本選考時期のテストでパフォーマンスを発揮できます。
大学3年(修士1年)の12月
冬インターンに参加する人は、インターン参加に注力して下さい。
参加しない人は、一旦年始まで休みでいいでしょう。
大学3年(修士1年)の1月
【取るべき行動】
- 各企業主催のグループワークイベントに参加
1月からは徐々に各企業が動き始めます。
グループワークイベントと偽って、優秀な就活生を選考に引き抜く催しを開く企業も少なくありません。
興味のある企業のワークは参加してみると良いでしょう。
興味のない企業でも、グループディスカッションやの練習になるので、参加してみると良いでしょう。
大学3年(修士1年)の2月
【取るべき行動】
- OB訪問
説明会や座談会が徐々に開かれ始めますが、説明会で得られる情報はネットに載っています。
インターンで参加した企業から呼ばれたとかであれば参加するべきですが、そうでない場合は時間の無駄になる可能性が大きいです。
それよりも、この時期はOB訪問というイベントが活発に行われます。
企業側からOB訪問へ招待されるケースもあれば、自分でOBを探すケースもあります。
大学3年(修士1年)の3月
【取るべき行動】
- 志望企業へのエントリー
※少なくとも10社は出しておくと良い
この時期から本格的に企業の本エントリーが始まります。
本エントリーでは自身の情報の登録をします。
(※ESや面接などの選考はこの段階では行なわれません)
大学4年(修士2年)の4月
【取るべき行動】
- 志望企業のテスト対策(独自・SPI・玉手箱等)
- 志望動機・選択軸の再確認
4月から本格的に選考が始まります。
ESに関しては、今までの期間で作成したものを再度利用する方針で構いません。
テストに関しては、再度簡単に見返してみる等の最終確認をするくらいで良いでしょう。
こちらが一番重要なのですが、自分がエントリーした企業の志望動機を再確認しておいてください。
インターンではどちらかというと志望動機よりもポテンシャルが見られているのですが、本選考は志望動機が最も重要です。
大学4年(修士2年)の5月
【取るべき行動】
- 各企業の面接練習
面接で聞かれそうな質問に答える練習をしておきましょう。
過去の志望企業の質問例や、これは聞かれるかもしれない、と思った質問を集め、それぞれの回答を作りましょう。
そして、実際に聞かれた時に答えられるように、声に出して練習しましょう。
完全に暗記する必要は一切ありません。
どのような内容かをざっくり入れておけば、あとは面接慣れによるアドリブで何とかなります。
大学4年(修士2年)の6月
基本的に6月1日就活解禁と言われていますが、6月1日ピッタリから選考を開始する企業はほとんどありません。
それ以前から選考が始まっており、6月1日の時点で内定を与える、という企業がほとんどです。
もちろん6月1日からスタートする有名企業もあるので、その方はここからが選考スタートです。