【就活生】グループディスカッションは4パターン|勝つための立ち回り

 

今回は『グループディスカッションは4パターン|勝つための立ち回り』について紹介します。

 

グループディスカッションは不確定要素が多く、苦手という就活生も少なくないと思います。

 

しかし、グループディスカッションはコツさえつかめば、確実に通過することができます。

 

そこで今回は、グループディスカッションのパターンごとの勝てる立ち回りについて紹介したいと思います。

 

 

グループディスカッションのパターン

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グループディスカッションには『お題』『グループメンバー』という2つの要素があります。

 

お題のパターン

  1. 具体テーマ(分解型)
  2. 抽象テーマ(構築型)

<具体テーマの例>

  • ある田舎のコンビニの1日の売り上げを2倍にするにはどうすればいいか?
  • 埼京線の満員電車を解消するための施策は?
  • 羽田空港の1日当たりの利用人数は?

<抽象テーマの例>

  • 課題と問題の違いは?
  • 仕事におけるプロフェッショナルとは?
  • 皆が楽しめる家をデザインするとしたらどんな家がいい?

 

グループメンバーのパターン

  1. 仕切る人間がいる × その人間の意見が正しい
  2. 仕切る人間がいる × その人間の意見が誤り
  3. 仕切る人間がいない

 

ディスカッション形式

  1. 全員で協力して議論する形式(通常形式)
  2. 別れて討論するディベート形式(特殊形式)

<ディベート形式の例>

  • (問)16歳以下の子供にスマホを持たせるのは良くない?

Aチーム:Yes派 Bチーム:No派

 

 

採用担当者がグループディスカッションで見ているポイント

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  1. リーダーシップを持ってチームを率いることができるか
  2. チームが誤った方向に進んでいった時に方向修正できるか
  3. チームでアイデアが出ない時にアイデアを出すことができるか

 

グループディスカッションのパターンごとの必勝立ち回り

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それぞれのパターンに対して、勝てる立ち回りを紹介したいと思います。

 

具体テーマ(分解型)の勝てる立ち回り

 

お題の要素を分解して、その要素の中のどれが一番のネックかを見つけ出します。

 

ネックの要素は、結果に与える影響が最も大きいです。

 

ネックの要素を見つけたら、あとはそのネックの要素をどのように変えれば結果を良くすることができるかのアイデア出しです。

 

具体テーマは、この『ネックの要素探し』までが勝負どころです。

 

田舎のコンビニの1日の売り上げを2倍にするテーマの場合

①まずは条件確認をする

  • 立地条件
  • 競合条件
  • 営業時間

②売り上げの要素を考える

  • 売り上げ=『客数』×『客単価』

③『客数』『客単価』をさらに分解する

  • 『客数』=『車で来る客数』+『徒歩で来る客数』
  • 『客単価』=『商品単価』×『客1人当たりの購入個数』

④上記の要素からネック要素を選ぶ

  • どれを増やせば結果に影響するか、どの要素が一番現実的かを考えてネック要素を選ぶ

※この段階でもネック要素を選べなければ、さらに要素を分解する必要あり

⑤選んだネック要素に対するアイデア出し

  • 例えば購入個数がネックと思えば、5個買ってくれた客にはオマケを付けるなど

 

所見だと難しく感じますが、慣れるとラッキー問題になります。

 

以下をやっておけば、具体テーマ(分解型)に関してはほぼ敵なしになります。

 

 

 

 

抽象テーマ(構築型)の勝てる立ち回り

 

グループメンバーそれぞれがお題に対する意見を出します。

 

紙やホワイトボードなどに思いつく意見すべてを書いて、全てに共通の要素を見つけ出します。

 

共通の要素を見つけた後は、具体テーマの時の思考プロセスと同様です。

 

課題と問題の違いを問うテーマの場合

①人生で『課題』と『問題』をどのようなときに用いたかをメンバーで意見出し

 

≪課題の場合≫

  • Aさん:学校で来週提出の数学の『課題』を出された
  • Bさん:今の研究テーマの『課題』は実現可能性だ
  • Cさん:今の日本の課題はワークライフバランスだ

 

≪問題の場合≫

  • Aさん:この数学の参考書の『問題』を解く
  • Bさん:いじめ問題を解決しなければならない
  • Cさん:このサークルの問題はメンバーがいないことだ

②共通点を見つけ出して深掘る

 

≪課題の場合≫

  • 解決という未来の要素を含んでいる

※未来の要素:時間軸を考慮している

 

≪問題の場合≫

  • 注目するべき事象そのものに着目している

※事象そのもの:時間軸は存在しない

 

➤ 一番大きな違いは『時間軸の有無』

 

以上のように、皆の意見の中から共通点を見つけ出し、その共通点をさらに深掘っていって最終的な意見を出します。

 

仕切るメンバーがいる時の勝てる立ち回り

①その人の意見が正しい時

  • その人が組んだ論理や意見に乗っかること

 

例えば、先ほどのコンビニの議論において、Aさんがほとんど先ほどのロジックを組んだとします。

 

このままではAさんしか活躍していないので、他のメンバーは脱落してしまいます。

 

そこで、Aさんに乗っかることにしましょう。

 

Aさんが、ロジックは組んだものの、『客の商品購入個数の増やし方』の案が浮かばなかったとします。

 

その時に『〇個購入でオマケをつけたり、くじ引きをさせるようにしたらどうですか?』など、結論に貢献する意見を出してあげましょう

 

これだけで、評価は上がります。

 

採用担当者はどのような方法だったとしても、チームの結論に貢献できた人を評価します。

 

そのため、皆を最初から最後まで導くことができなかったとしても、それほど焦る必要はありません

 

②その人の意見が誤っている時

  • その人の論を否定せずに、さりげなく軌道修正する

 

その人の論理が間違っており、かつそのまま強引に進めていこうとしていた場合は、さりげなく止めて軌道修正してください。

 

否定してしまうと、その人自身を怒らせることもありますし、人の意見を拒否する人間という評価も受けます。

 

そのため、『あなたの意見のこの部分は活かして、この部分は○○という意見と組み合わせてみたらどう?』など、相手の意見を尊重する提案をしましょう。

 

誤った意見を認めつつ、修正案を出してよりいい案を二人で作れば、かなり評価されます。

 

仕切る人間がいない時の勝てる立ち回り

  • 仕切る人間がメンバー内にいない場合は、自分が仕切る

 

誰も仕切らずに地蔵でいたら、全員落ちます。

 

そういう場合は嫌だったとしても、流石に仕切るようにしましょう。

 

先ほど具体テーマの項目で紹介した参考書を演習していれば、『仕切る』のも『案を出す』のも『修正する』のも容易です。

 

是非、今回紹介した方法を参考にして、グループディスカッションに挑んでください。

 

そして、たくさんのグループディスカッションに参加して練習しましょう。

 

その際は、『仕切る役』『案を出す役』『修正する役』の3つの役を、それぞれのグループディスカッションごとに試してみましょう。

 

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