大学受験で逆転合格を目指している人、可能だが受験をあまりなめない方がいい

 

今回は『大学受験で逆転合格を目指している人向けに”逆転合格の可能性”と”受験をなめてはいけない』という話をしたいと思います。

 

いつもは、全科目偏差値39の学年一の落ちこぼれでも独学で逆転合格が可能!という内容で、『逆転合格に必要な秘訣や方法』を明るく紹介しているのですが、今回は逆転合格の影に潜む苦悩について本音で紹介したいと思います。

 

逆転合格って魅力的ですよね。

 

『昔からコツコツと勉強してきて志望大学に受かりました』という話よりも

 

『落ちこぼれから下克上受験をして逆転合格に成功しました』という話の方がインパクトがありますもんね。

 

そして何よりも、長い年月をかけてコツコツ努力をしなくても短期間でバッと努力して成功できるのなら、それまでは遊んでいたいですもんね。

 

たしかに、短期間でバッと集中して逆転合格をすることは不可能ではありません

 

たとえそれが今まで勉強をほとんどしたことがなく、全科目偏差値39の学年一の落ちこぼれだったとしてもです。

 

しかし一方で、成功の可能性が低く、かつ有り得ないほど過酷でもあります。

 

では、どのくらい可能性が低いのでしょうか。

 

どのくらい過酷なのでしょうか。

 

どのくらい勉強すれば可能性が見えてくるのでしょうか

 

今回はそんな、一見華やかに見える逆転合格の裏側に潜む本音について話していきたいと思います。

 

逆転合格を目指している方は是非最後まで読んで、自分に喝を入れてください。

 

ちなみに、以下の記事で逆転合格の秘訣や勉強法についても紹介しているので、そちらも是非ご参考ください(記事途中に各科目の勉強法を紹介しています)。

 

落ちこぼれから独学で偏差値を30上げ難関大学に合格するための勉強術

 

今回の記事はこんな方にオススメ

■落ちこぼれから逆転合格したい

■どのくらい勉強すればいいのか分からない

■志望大学合格ってどのくらい難しいの?

 

1.志望大学へ逆転合格するために必要な努力量は?

 

私の場合の逆転合格に必要だった努力量を参考に紹介するので、万人に共通ではないと思いますが、一般的な目安として参考にしてみてください。

 

まず私の場合の例を紹介します。

 

私の逆転合格の歴史

 

■高校二年の冬まで一切勉強しなかった

 

■田舎の全国底辺高校

 

全科目偏差値39の学年最下位(中学1年レベルの問題がやっと分かる程度)

 

■イスに大人しく座ることすらできなかったため、椅子に座る練習を1か月間行なう

 

■約2年かかり独学で東京工業大学に合格(センター試験:83% 二次試験:53%)

 

このような悲惨な状態から理工系最高峰に1年で受かっていれば唯一無二の伝説となれたのですが、残念ながら1浪しています。

 

これでもなかなかいないレベルの逆転合格と有名になるくらいなので、私の経験は一応大体の目安になり得ると思います。

 

この逆転合格に必要だった努力量の目安は以下です。

 

 

 

現役時の年間勉強時間

≪現役時の勉強日数≫

 

全日数(365日)-勉強をしていない時期(30日)-息抜き日(12日)-諸事情日(15日)

 

308日

≪息抜き日≫

 

12日

≪現役時年間勉強時間≫

 

308日 × 6時間 + 12日 × 3時間

 

1900時間

浪人時の年間勉強時間

≪浪人時の勉強時間≫

 

全日数(365日)-勉強をしていない時期(10日)-息抜き日(12日)-諸事情日(15日)

 

328日

≪息抜き日≫

 

12日

≪浪人時年間勉強時間≫

 

328日 × 11時間 + 12日 × 3時間

 

3600時間

落ちこぼれから逆転合格に必要な時間

(1900時間 + 3600時間)× 実際に実行できた比率[0.8~0.9]

 

4300時間~4900時間

 

※学校の授業時間を除いた値

 

以上が私の逆転合格までのスケジュールと努力量です。

 

なので、もし椅子に座ることもできない中学1年レベルの学年一の落ちこぼれ頭脳から東工大レベルまで逆転合格しようと思ったら、大体4500時間ほどの勉強時間を要するわけです。

 

もちろん目安なので、本人の集中力や理解力によって多少の変動はあるでしょう。

 

しかし、受験レベルではそれほど地頭の差で違いは出ないので、本当の落ちこぼれレベルから全国偏差値70まで上げるにはおよそ4500時間ほどかかると言えるでしょう。

 

偏差値ごとに必要な努力量の目安

■偏差値の帯を30~70とする

偏差値を10上げるのに必要な勉強時間の配分

 

30⇒40:10% 4500 × 0.1=450時間

 

40⇒50:20% 4500 × 0.2=900時間

 

50⇒60:30% 4500 × 0.3=1350時間

 

60⇒70:40% 4500 × 0.4=1800時間

偏差値30台の時は、偏差値を1上げるために45時間必要

 

偏差値40台の時は、偏差値を1上げるために90時間必要

 

偏差値50台の時は、偏差値を1上げるために135時間必要

 

偏差値60台の時は、偏差値を1上げるために180時間必要

 

あくまで上記は単純におおよその偏差値ごとの勉強時間を算出しただけなので、これ通りになるとは限りませんが、何も指標がないよりは目安にできると思います。

 

どうですか?

 

皆さんの今のペースでの勉強時間で、志望大学受験までに間に合いそうですか?

 

2.死ぬ気で努力して逆転合格が成功する可能性は?

 

ここでは、『1年間で逆転合格を狙う場合』と、『2年間で逆転合格を狙う場合』に分けて紹介したいと思います。

 

1年間で逆転合格を狙う場合

 

もしたった1年間で落ちこぼれから逆転合格を目指しているのなら、ただ効率のいい勉強を全力でこなしているだけでは到底合格できません

 

皆同じ条件で努力していますから。

 

本番の入試で、ものすごく運よく解ける問題が出題されればもしかしたら可能かもしれません。

 

しかし、そうでない限り『一般的な効率のいい勉強』をただ続けるだけでは厳しいと言えます。

 

もちろん志望大学の難易度にも依りますが、一般的に超難関とされている以下の大学を目指している方は、上記で言ったことを心に留めておいてください(特に理系)。

 

■国公立医学部

 

■東京大学

 

■京都大学

 

■東京工業大学

 

■一橋大学

 

■大阪大学

 

ではたった1年間で落ちこぼれから超難関大学に逆転合格をするのが不可能なのかというと、そうとは言い切れません

 

ただ一つ覚えていてください。

 

もし落ちこぼれ状態から『たった1年で超難関大学に逆転合格』したいのなら

 

”全単元安定してできるようにしようとは決してしないこと”

 

正直に言うと、たった1年でそのような状態から超難関大学に逆転合格するのはほぼ奇跡レベルです。

 

安定した合格を目指すのなら、ほぼ浪人確定でしょう。

 

しかし、過去問を研究しまくって出そうな範囲を予想して、そこだけ集中的に取り組んで本番で予想を当てることができれば、奇跡的な逆転合格は可能です。

 

ただ、これはほぼ賭けです。

 

しかも、その大学だけ受けるのであればまだいいですが、他の大学も受けるとなると、網羅しなければならない範囲が増えてきます。

 

そうすると結局全範囲バランスよく勉強しなければならなくなります

 

なので、たった1年で奇跡的に合格したいという方は『志望大学だけを目指す』ようにしてください。

 

もちろん、たとえそうしたとしても正直厳しいです。

 

しかし、不可能ではありません。

 

運が味方してくれることを祈って、全力で恐れずに受けに行ってください。

 

一つ忠告ですが、もしこの賭けに挑戦する人は浪人を覚悟しておいてください。

 

浪人したくない場合はこの方法を取らず、コツコツ全範囲を勉強しながら志望大学を下げるようにした方がいいです。

 

たとえ浪人してでも、どうしてもその志望大学に行く覚悟がなければ、初めからやめておいた方がいいです。

 

合格できる可能性

■志望大学に一点賭けした場合の合格できる可能性は『奇跡レベルだが不可能ではない

■全範囲まんべんなく勉強した場合の合格できる可能性は『不可能

 

ちなみに、志望大学からレベルを下げたらいけるだろうと思うかもしれませんが、一切そんなことはありません。

 

自分が思っている実力の0.5倍あたりが実際の入試で発揮できる実力と思ってください。

 

志望大学が高いから、偏差値を10近く落とせば余裕、と思っている人はおそらく下げたとしてもそこすら厳しいです。

 

それぐらい、受験は甘くないです。

 

東工大志望の逆転合格希望者が関関同立レベルを落ちたなんて話もざらです。

 

受験は今自分が思っている以上にハードなので、油断はしないようにしてください。

 

自分は違うと思っているかもしれませんが、みんなそう思っています。

 

そして、油断をして砕け散っていきます。

 

そうならないためにも、第一志望と真摯に向き合って、毎日『まだ足りない、まだ足りない』と言い聞かせながら努力してください。

 

そこまでしてやっと1%ほど合格率を上げることができます。

 

2年間で逆転合格を狙う場合

浪人をして2年間かければ、流石に受かるだろうと思いますよね?

 

実は全くそんなことありません。

 

みんな浪人が決定した時にそう思います。

 

そして、余裕の顔で浪人をして、本番直前で全く及ばないことを再認識して絶望していきます。

 

厳しいことを言うようですが、たとえ浪人して2年間かけたとしても、志望大学に逆転合格するのはなかなか難しいでしょう。

 

問題の出題のされ方によっては合格できるかもしれないし、普通に落ちるかもしれない、というレベルです。

 

安定して合格はなかなか難しいでしょう。

 

大げさだと思うかもしれませんが、本当にそのレベルです。

 

2年間死ぬ気で努力して、4500時間をかけたとしても、落ちこぼれから超難関大学に逆転合格するのは問題の出題の運次第なんですよ。

 

ただ、1年目と違うところは、

 

たとえ志望大学には届かなかったとしても、全範囲を網羅しながら学力を底上げできているので、ランクダウンした大学の合格率が大幅に上がっている

 

という点です。

 

志望大学の超難関大の逆転合格は不安定ですが、他の適度なランクダウン大学は安定して合格できるようになっているという点が大きく異なります。

 

なので、浪人時は安心して志望大学に突撃することができるようになっているので、精神的に楽です。

 

合格できる可能性

超難関大が第一志望の場合:出題される問題の運次第

 

適度にランクダウンした大学の場合:合格率は高い

 

3.逆転合格を目指す上で心に残しておいてほしいこと

 

ここまでで説明してきたように、短期間で落ちこぼれの状態から逆転合格するのはかなり難易度が高いです。

 

運任せと言っても過言ではないでしょう。

 

しかし、不可能ではありません。私という前例がいますから。

 

今回は、油断や驕りは持ってほしくないので受験の本音を話しましたが、かといって落ち込んで諦める必要は一切ありません

 

あくまでこれは私の例であり、私の場合は1年で逆転できなかっただけなので。

 

しかし、もしかしたらあなたは伝説を作れるかもしれません

 

なので、あきらめずに全力でチャレンジしてみてください。

 

落ちるかもしれない恐怖と向き合い、全力で挑戦したものだけが『逆転合格』を手にすることができます

 

なので、是非挑戦してみてください。

 

浪人なんて特に社会的には何のマイナスにもなりません

 

自分の志望大学への熱意を発揮して、失うことを恐れずにチャレンジしてこそ『真の落ちこぼれ』です

 

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