受験で大学の過去問を解く暇がない?実は解かない方が合格率が上がる

 

今回は『受験で大学の過去問を解く暇がない人向けに、実は過去問を解かない方が合格率が上がる』という話をしたいと思います。

 

よく担任の先生や塾・予備校の講師などに「志望大学の過去問は最低でも5年分は解け!」と言われたりしますよね。

 

しかし、受験期間中や入試直前期は頻出問題演習や基礎の反復などで時間が取られてしまい、なかなか過去問を解く暇はありません。

 

私が受験生の時も、過去問を初めて開いたのはセンター試験(大学入学共通テスト)直後でした。

 

しかも、時間がなかったので過去問を1年分すら解いていません。

 

しかし、第一志望大学には無事逆転合格することができました。

 

これは私だけでなく、効率よく短期間の勉強で逆転合格している人にも共通しています。

 

私含め、彼らの多くもまた『過去問を解かずに』受験に挑んでいます。

 

過去問は『使い方』と『時期』を誤れば、逆効果となる可能性が非常に高いです。

 

そして、志望大学の過去問だけを視野に入れているようでは、合格までの道のりは長いでしょう。

 

では、過去問はどのように活用するべきなのでしょうか。本当に解かなくてもいいのでしょうか。

 

大学の過去問を解かない方が合格可能性が上がる理由

 

大学の過去問の効率的な活用の仕方

 

今回の記事では上記2点を紹介するので、是非参考にして時間がない中でも効率的に志望大学合格への可能性を高めましょう

 

今回の記事はこんな方にオススメ

志望大学の過去問を解く暇がない

過去問が難しすぎて解く気にならない

過去問を本当に解くべきなのか迷っている

1.大学の過去問を解かない方が合格可能性が上がる理由

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では本題の『大学の過去問を解かない方が合格可能性が上がる理由』に関してですが、結論から言うと以下です。

 

大学の過去問を解く暇があったらさらに基礎を固めろ!

 

なぜ志望大学の過去問を解く暇があったら基礎を固めるべきなのでしょうか。

 

その理由を以下で紹介したいと思います。

 

過去問を解く暇があったらさらに基礎を固めろ!

『過去問を解く暇があったら基礎を固めるべき』という理由には2つあります。

 

1つ目の理由:大学過去問(入試問題)の構成

 

2つ目の理由:大学の過去問演習にかかる時間

 

これら2つの理由と『過去問を解く暇があったらさらに基礎を固めるべき理由』がどのようにつながっているのでしょうか。

 

1つ目:大学過去問(入試問題)の構成

先に結論

 

過去問(入試問題)の構成の観点から言うと、わざわざ不便な過去問を解く必要性が一切ない

 

大学の過去問(本番の入試問題)の構成は、基本的にどの大学でも以下のような構成をしています。

 

大学過去問(入試問題)の構成

 

基礎問題:40%

 

標準問題:20%

 

応用問題:20%

 

超応用問題:20%

 

この各問題の難易度のレベルは大学ごとに異なりますが、基本的にはどの大学も上記のような構成で入試を組んでいます。

 

『基礎問題』『標準問題』

たとえそれが東大京大のような難関大であったとしても、『基礎問題』『標準問題』は参考書演習をしっかりできていれば解けるように設定されています。

 

つまり、基礎力という土台が安定していれば『合格』は十分狙うことができるのです。

 

『応用問題』『超応用問題』

一方で『応用問題』『超応用問題』は奇問であるケースが非常に多いです。

 

特に、志望大学のレベルが上がれば上がるほど、参考書などでは見たこともないような特殊な問題が出題されます。

 

京大や東工大や阪大の理数科目を見たことがある人なら分かると思います。

 

毎年大学の教授が面白半分で特殊な問題を出したりもするので、正直どんな問題が出るか予想できません。

 

そのため、『応用問題』『超応用問題』に関しては、割と運次第なのです。

 

つまり、博打をしているようなものです。

 

もし志望大学の合格可能性を上げようと思ったら、皆さんならどちらを狙いますか

 

『基礎問題』『標準問題』ですよね。

 

そして、『基礎問題』『標準問題』は市販の参考書で十分対策できます。

 

むしろ、市販の参考書の方が網羅的に『基礎問題』『標準問題』を掲載しているので、効率よく学ぶことができます。

 

2つ目:大学の過去問演習にかかる時間

先に結論

 

大学の過去問演習にかかる時間の観点から、得るものが少ない過去問演習によって貴重な勉強時間を奪わせるわけにはいかない

 

大学の過去問(入試問題)の1年分の時間割を以下としましょう。

 

大学過去問(入試問題)の1年分の時間割

 

■ 1教科当たりの時間:60分~90分

 

■ 教科数:4~5教科

 

計:240分~450分

 

ここにさらに答え合わせと解説の確認時間が入るので、ほぼ丸一日あるいはそれ以上かかることになります。

 

解説を理解して解けるようにするとなると、さらにプラスで2日ほどかかるでしょう。

 

そうなると大学の過去問(入試問題)を解くだけで、最低でも1日以上失うことになります

 

それで何か大きな成長をすることができればいいのですが、過去問演習ではそれほど得られる物はありません

 

なぜなら、過去に一度出た問題はもう二度と出ない上に、『基礎問題』『標準問題』以外は奇問だからです。

 

この過去問演習で失った数日は非常に大きいです。特にそれが入試直前期ならなおさらです。

 

ただでさえ滑り止め等の入試で時間が取られる上に、過去問にまで時間を奪われてしまうと、自分の勉強時間が無くなってしまいます

 

2.大学の過去問の効率的な活用の仕方

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このまま終わってしまうと、ただの「過去問を一切開かないやばいヤツ」になってしまうので、ここでは過去問の効率的な活用の仕方について紹介します。

 

志望大学の過去問の活用の仕方

手順1:問題の形式の把握

 

手順2:出題される単元の傾向を把握

 

手順3:問題によく使用される表現や公式(定理)の把握

※こちらは『応用問題』『超応用問題』のみで可

 

過去問で最も見るべきものは上記3点です。それぞれについて見方を説明していきます。

 

手順1:問題の形式の把握

  1. 過去問を開いて、各教科の1年分の問題にさらっと目を通す
  2. 問題の出題形式をザっと把握する

 

まずは過去問の各科目の1年分の問題にさらっと目を通してみてください。

 

例えば英語の場合

 

大問の数(その中の小問の数)

 

大問の配点(小問の配点)

 

ざっと見た感じの各大問の難易度

 

難易度を考慮した各大問(小問)の時間配分の目安

 

「精読問題」「速読問題」「英作文問題」「選択肢問題」等の出題割合確認

 

基本的には数学も理科も社会も上記の英語の例と同様です。

 

それらの科目の場合は「記述式問題」「選択肢式問題」の出題割合ですね。

 

1年分さらっと見終わったら、さらにもう2年分過去にさかのぼって確認してください。

 

こちらに関しては、あくまで年ごとに出題形式が変わっていないかの確認作業程度なので、本当にさらっとで良いです。

 

手順2:出題される単元の傾向を把握

  1. 過去問の目次を全て確認して各年度の出題単元を確認する
  2. 実際に各教科の各年度の問題文をさらっと見てみる

 

過去問には目次がついており、その目次には各年度の各教科の出題単元が掲載されています。

 

その目次の出題単元を、10~15年分見てみましょう。

 

そして、3~4年以上出ている単元ならば、警戒しておいた方がいいです。

 

また、目次のみの確認だと『単元』という大枠しか把握できないため、その単元の中の『どんな問題』が出ているのか、実際に問題文をさらっと読んで把握しておきましょう。

 

手順3:問題によく使用される表現や公式(定理)の把握

  1. 各年度の問題文と解説に目を通してどのような表現や公式(定理)が使われているか把握
  2. 数年度分見てみて、度々使われている表現や公式(定理)を把握

 

こちらに関しては、『応用問題』『超応用問題』のみで結構です。時間がなければやらなくても構いません。

 

問題文と解説を読んで、どのような表現や公式(定理)が使われているのかを確認しましょう。

 

多々使われている表現や公式(定理)があれば、その大学は再びそれらを用いた問題を作る可能性が高いです。

 

例えば、あの大学の数学は『区分求積法』と『コーシー・シュワルツの不等式』が大好きだな…のように。

 

志望大学以外の過去問の活用の仕方

志望大学の偏差値±3~4の大学の過去問も先ほど同様に確認すること

 

大学は入試問題を作る時に、自分の大学と偏差値が近い大学の問題を参考にすることが多々あります。

 

そのため、偏差値が近い大学は似たような問題が出ることが多いです。

 

もちろん、大学がどのような生徒の入学を好むかで、問題の性質が異なってくることはあります。

 

そのため、自分の志望大学の偏差値±3~4の大学の過去問もさらっと見てみて、自分の大学の問題の出題傾向と似ている大学を見つけましょう

 

例えば、東大と東工大と早稲田は問題の性質が似ており、京大は慶応と似ています。

 

そして、もし圧倒的に時間と基礎力に余裕があるのであれば、この『志望大学と性質が似ている大学の過去問演習をしてみてください。

 

もしかしたら、入試本番で類題が出るかもしれませんからね。

 

3.まとめ

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過去問は解かない方がいい理由

過去問は奇問が多いので演習には不向き

 

学ぶものが少ない一方で、解くと多くの時間が奪われる

過去問をさらっと確認する方法

手順1:問題の形式の把握

 

手順2:出題される単元の傾向を把握

 

手順3:問題によく使用される表現や公式(定理)の把握

※『応用問題』『超応用問題』のみで可

 

志望大学の傾向と単元、頻出の表現や公式等が把握できれば、合格可能性を大幅に上げることができます。

 

誰もが驚くような逆転合格をした人は、このように出題範囲を絞り込みながら効率的に進めていかないと、到底周りに追いつけません。

 

成績が志望大学に全く追い付いていないという方は是非活用してみてください。

 

最後には桜吹雪の下で笑って終わりましょう!

 

マネー金

以下の記事も是非ご参考ください!!

 

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