今回は『夏休みに勉強しなかった大学受験生|今から追いつくたった2つの方法』について紹介します。
大学受験生にとって、夏休みに思うように勉強できなかったというのは、かなりのダメージです。
しかし、過ぎたことを嘆いても仕方がありません。
夏休みに思うように勉強できなかったけど、その後挽回して合格した人もいます。
そこで今回は、夏休みの遅れを取り戻すための2つの方法について紹介したいと思います。
https://youtu.be/SzlD6uXfs5c
マネー金
目次
大学受験生が夏休みに思うように勉強できなかった結果
夏休みに思うように勉強できなかった人は、勉強できなかった人の末路が気になりますよね。
夏休みに勉強できなかったらどうなる
- 成績が伸び始める時期が本来の時期よりも大きく遅れる可能性
※入試に間に合わなくなる可能性
夏休みは、大学受験生がまとまった勉強時間を確保するチャンスです。
そのため、通常時よりも勉強量が増え、それに伴い知識も大幅に増えます。
しかし、知識が増えたからと言って、テストや模試の点数がすぐに伸びるとは限りません。
なぜなら、夏休みの頑張りは遅れて結果に表れるからです。
もし夏に頑張れなかった人が遅れを取り戻そうと思っても、夏に頑張った人に比べて成績の伸び始めの時期が遅い可能性が高いです。
下手をすると、その伸び始めの時期が入試本番までに間に合わない可能性もあります。
【夏休みの努力が遅れて現れる理由】
- 夏休みの知識が定着していない
- 夏休みの努力で得た知識の広がりがまだ小さい
夏休みの遅れを取り戻すための1つ目の方法
- 無駄な時間を削って夏休みにするはずだった勉強時間に回す
※この方法はリスクを取りたくない堅実な人向け
【例】
- 毎日のお風呂の時間を短くする
- テレビを見る時間や息抜きの時間を減らす
- 通学時間を何とかして勉強に割り当てる
- 役に立たないと判断した学校の授業を無視
【追いつくために必要な時間】
- 夏休みの予定勉強時間:1日10時間とする
- 夏休みの実際の勉強時間:1日3時間とする
夏休み40日×7時間=280時間を取り戻す必要
夏休みは大学受験の山場のように言われますが、高校生が勉強時間を多く確保できること以外は何も特別ではありません。
勉強時間さえ多く確保できるのであれば、それが夏である必要も一切ありません。
そのため、夏休みに本来確保するはずだった勉強時間を確保できさえすれば、実は夏に努力する必要もないのです。
ただ、本来確保するはずだった勉強時間を夏休み以外に確保するのは結構難しいです。
夏以降の毎日の無駄な時間を削減し、勉強時間に当てる必要があるため、精神的に長続きしないからです。
もし上記に従ってストイックに勉強に励めるのであれば、夏休み終了後からでも十分間に合いますのでご安心ください。
夏休みの遅れを取り戻すための2つ目の方法
- 夏休みに失った勉強量を潔く諦めて、志望大学の傾向から逆算して勉強範囲を絞る
※運が悪いと受験に失敗する可能性が高くなるが賢い選択
【追いつくまでに必要な手順】
- 志望大学の過去問を直近10年分確認
- 10年のうち7年以上出ている単元を集中的に勉強
- 10年のうち3年以下の単元は捨てる
- 10年のうち4年以上7年未満の単元は、過去2~3年で出ていなければ警戒
こちらの方法は、無理して勉強時間を取り戻すのが嫌な人向けの方法です。
普通の受験生の場合は、どんな問題が出ても確実に合格できるように受験勉強をしています。
最初から『出題される問題によっては落ちる覚悟ができています!』なんて受験生の方が少ないでしょう。
いるとすれば、今回のケースのような人や、逆転合格を狙っている人だけです。
しかし、この方法は意外と賢い選択です。
なぜなら、周りよりも努力せずに志望大学に合格できる可能性があるからです。
入試は結局出題される問題で結果が決まります。
そのため、いくら努力して広範囲の知識をつけていたとしても、出題される問題の相性が悪ければ情け無用で落ちます。
逆に、大した努力をしていなくても、入試の出題問題をピンポイントで予想できれば、合格できます。
なので、志望大学の入試の出題戦略を徹底的に調べて、効率的に努力量を減らすというのは非常に賢い選択です。
ただ、この方法は運が悪ければあっけなく落ちます。
全体的に網羅した人の場合は、予想外の問題でも粘ることができますが、この方法を用いた人の場合はもはや太刀打ちできません。
当たればハイパフォーマンスを発揮できるものの、外せばさらっと落ちてしまうのがこの方法の特徴です。
夏休みの受験勉強の遅れは今ならまだ間に合う
- 無駄な時間を削って夏休みにするはずだった勉強時間を確保する(①)
- 夏休みに失った勉強量を潔く諦めて、志望大学の傾向から勉強範囲を絞る(②)
- 夏休み終わりに後悔している今が遅れを取り戻す最後のチャンス
正直、周りのライバルが死ぬ気で努力している中でサボったことの代償は非常に大きいです。
夏休みは特に人によって勉強量の差が開きやすい時期ですので、必然的にライバルとの差も開きやすいです。
しかし、悲観するのはまだ早すぎます。
まだまだ夏休みの遅れを取り戻すチャンスはあります。
無駄な時間を削減して夏の勉強量を取り戻す方法(①)でもいいし、範囲を絞って勝負に出る方法(②)でもいいです。
どちらの方法であれ、夏休み終わりに後悔したその時から本気になり始めれば、十分間に合います。
あとは自分のスタイルに合った方法を用いて、全力で入試まで取り組むだけです。
夏に失った時間はどうしようもないので、落ち込んだり自己嫌悪に陥るだけ時間の無駄です。
過去よりも未来を大切にして、いま自分は何ができるかを常に考えてポジティブに進んでいきましょう。
その先には必ず明るい未来が待っています。