大学受験のノートの使い方を東工大生が紹介|英語・数学・物理・化学

 

今回は『大学受験のノートの使い方を東工大生が紹介|英語・数学・物理・化学』について紹介します。

 

大学受験中は、授業の板書、参考書演習、テスト直し、色んな場面でノートを使います。

 

それゆえに、ノートの使い方次第では受験の結果も大きく変わってきます

 

ノートを正しく使えば、効率よく偏差値を上げることも可能です。

 

そこで今回は、場面ごと、科目ごとの正しいノートの活用法について紹介したいと思います。

 

マネー金

ノートの使い方ひとつで今後の成績の伸び方が変わってくるから是非参考にしてみてね!

 

大学受験時に使用するべきノートの種類3つ

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受験時に活用するべきノートの種類には以下3種類があります。

 

  • 冊子型のノート
  • ルーズリーフ
  • 裏紙

 

冊子型のノート

 

横ラインだけでなく、等間隔でドットが付いていることが特徴的なノートです。

 

縦の幅だけでなく、横の幅も整えやすいので、綺麗なノートを作成することができます。

 

 

一貫性やストーリー性のあるものは冊子型ノートにまとめるのがオススメ!

 

ルーズリーフ

 

 

こちらも先ほどの冊子型のノート同様に、横ラインだけでなくドットが付いています。

 

ファイリングしてノートのようにすることもできます。

 

テーマがバラバラでストーリー性のないものはルーズリーフにまとめるのがオススメ!

 

裏紙

 

これは捨ててもいい失敗したコピー用紙の裏紙のことです。

 

学校に行けばたくさん置いていると思うので、それを利用しましょう。

 

学校内での置き場所が分からない場合は、教師に『余った裏紙の有無』を確認すれば用意してくれるでしょう。

 

裏紙をファイリングしたい場合は、上に載せたファイルに一枚一枚収納してノートのようにすることができます。

 

問題演習に紙を使う際や、そこまで重要ではないけどまとめておきたいものを書く時にはオススメ!

 

大学受験勉強の各場面におけるノートの使い方

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  1. 授業や講義の板書
  2. 参考書演習
  3. テスト直し

 

1.授業や講義の板書時

【使用するノート】

  • 冊子型ノート
  • 裏紙

【ノート作成時に意識すること】

  1. まずは板書を写さずただ授業を聞く
  2. 板書を写す時間に雑にさらっと裏紙に板書を書く
  3. 裏紙の板書の理解しづらい点等に絵や自分なりの考えやコメントを入れる
  4. 家で裏紙の板書の内容を理解しながらノートの左ページに写す
  5. 根本が分かっていない項目は家で自分で調べてノートの右ページにまとめる

 

 

2.参考書演習時

【参考書演習のパターン】

  1. 読書系参考書を読んで概念を理解する目的の時
  2. 演習系参考書の問題を解く目的の時
  3. 暗記系参考書の暗記が目的の時

 

I.読書系参考書を読んで概念を理解する目的の時

【使用するノート】

  • 冊子型ノート

【ノート作成時に意識すること】

  • まずは参考書を読んで概念を理解する
  • 理解した概念を自分の言葉と絵や図を用いてノートにまとめる
  • 上記を参考書の各ページごとに繰り返す

 

II.演習系参考書の問題を解く目的の時

【使用するノート】

  • 裏紙

【ノート作成時に意識すること】

  • 記述試験を意識しながら裏紙に書いて解く

 

III.暗記系参考書の暗記が目的の時

【使用するノート】

  • 冊子型ノート

【ノート作成時に意識すること】

  • 今まで演習した参考書のうち、暗記できていないものを単元ごとに書いてまとめる
  • 自分の覚えていない弱点だけを集めた参考書を作る気持ち

 

 

3.テスト直し時

【使用するノート】

  • ルーズリーフ
  • 裏紙

【ノート作成時に意識すること】

  • テストの解答を見て理解したら裏紙に書いてもう一度解きなおす
  • テストで間違えた問題の設問をコピーしてルーズリーフに貼る
  • ルーズリーフに貼った設問のコピーの下に自分で解きながら手書きで解答を作る
  • 自分の解けない弱点を集めた参考書を作る気持ち

 

 

ノートを使うメリット

【メリット】

  • 概念や原理の理解を深めて定着させることができる
  • もし概念や原理を忘れた際に、自分の言葉で書いているのですぐに読んで理解を取り戻せる
  • 自分の暗記不足や弱点のまとめ集を作ることができる

【注意】

  • ノートはどのような場面でどのように用いるかが重要なのであって、中身のフォーマットは自分好みでよい

 

大学受験の英語におけるノートの使い方

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  • 文法参考書の文法の構造や概念を冊子型ノートにまとめる
  • テストの間違えた『英作文問題』『下線部訳問題』をコピーしてルーズリーフにまとめる

※英語は用いるシチュエーションのイメージが大切なので、分からない人はイメージ絵を描くと良い

 

上記以外は参考書(単語帳や熟語帳)をそのまま利用しましょう。

 

以下で英語の偏差値を30上げるための勉強法を詳細に紹介しているので、以下の記事もご覧ください。

 

 

大学受験の数学におけるノート活用術

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  • 概念や原理の参考書を読んで自分なりに冊子型ノートにまとめる(例えばチャート式の単元始めページの概念や原理)
  • テストの間違えた問題をルーズリーフに貼り付けて弱点ノートを作る

※次にすべて忘れた自分が読んでも、一度で理解できるように心がけてノートを作る

 

上記以外はひたすら参考書の問題を裏紙に書いて解きまくってください。

 

以下で数学の偏差値を30上げるための勉強法を詳細に紹介しているので、以下の記事もご覧ください。

 

 

大学受験の物理におけるノートの使い方

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  • 概念や原理の参考書を読んで自分なりに冊子型ノートにまとめる
  • テストの間違えた問題をルーズリーフに貼り付けて弱点ノートを作る

※次にすべて忘れた自分が読んでも一度で理解できるように心がけてノートを作りましょう

 

上記以外はひたすら参考書の問題を裏紙に書いて解きまくってください。

 

以下で物理の偏差値を30上げるための勉強法を詳細に紹介しているので、以下の記事もご覧ください。

 

 

大学受験の化学におけるノート活用術

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  • 概念や原理の参考書を読んで自分なりに冊子型ノートにまとめる
  • 化学は暗記が多いので暗記できていない単元ごとの項目をノートにまとめる
  • テストの間違えた問題をルーズリーフに貼り付けて弱点ノートを作る

※次にすべて忘れた自分が読んでも一度で理解できるように心がけてノートを作りましょう

 

上記以外はひたすら参考書を裏紙に書いて解きまくってください。

 

以下で化学の偏差値を30上げるための勉強法を詳細に紹介しているので、以下の記事もご覧ください。

 

 

大学受験で成績を伸ばすためのノートの使い方まとめ

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  • 場面ごとに『冊子型ノート』『ルーズリーフ』『裏紙』を使い分ける必要がある
  • 『概念や原理用ノート』『テスト直し用ノート』『暗記系の弱点ノート』が揃えば完璧
  • ノートの中身のフォーマットは自分の好きなように作ってよい(ノートに書くべき項目さえ守っていれば)
  • 逆転合格志望者は『授業や講義ノート』よりも『参考書の概念や原理ノート』を優先するべき

 

 

以上が偏差値を30上げて逆転合格するためのノートの使い方です。

 

上記の通りに進めることができれば、落ちこぼれから偏差値を30上げて逆転合格することも不可能ではありません。