【危険】「難関大合格者の4月の勉強法」を参考にする時は○○に注意!特にYouTube

 

今回は『【危険】「難関大合格者の4月の勉強法」を参考にする時は○○に注意!特にYouTube』について紹介します。

 

YouTubeやGoogle検索で「志望大学合格者の〇月の勉強法」と調べることもあると思います。

 

合格者の勉強プランは非常に役立つので、ぜひ参考にしていただきたいのですが、その際に注意してほしいことが1つだけあります。

 

もしもそれを怠ってそのまま参考にしてしまうと、おそらく志望大学の合格は難しくなるでしょう。

 

そこで今回は、YouTubeや記事で「志望大学合格者の〇月の勉強法」を参考にするときの注意点と、正しい勉強プランの立て方について紹介したいと思います。

 

「合格者の4月の勉強プラン」は危険

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「合格者の〇月の勉強プラン」という動画や記事をそのまま鵜呑みにするのは非常に危険です。

 

もし参考にする場合は、その人の受験開始から何ヶ月目の勉強にあたるのかを知る必要があります。

 

危険な理由

(図1)

 

たとえば、みなさんが見ている合格者が高校二年の4月から受験を始め、高校三年の3月に合格した過去を持つ人だとしましょう。

 

そして、その合格者が合格までに演習した参考書ルートが上図ルートだったとしましょう(図1)。

 

もしもこの合格者が、高校三年の8月に行なっていた勉強法をみなさんに紹介するとしたら、以下のような紹介の仕方になりますよね。

 

(図2)

 

つまり、連続している参考書のルートのうちのある瞬間を持ってきて紹介している形になります(図2)。

 

たとえると、「動画」を人に紹介するか、「スナップショット」を人に紹介するかの違いです。

 

じつは、この違いが非常に重要かつ、危険のもとになります。

 

(図3)

 

上がAさんの志望大学合格ルート、下がBさんの同じ大学への合格ルートだとすると、Aさんは受験期間2年、Bさんは受験期間1年で達成したことになります(図3)。

 

そのため、同じ高校三年の8月の勉強法を比較したとしても、以下のようにAさんとBさんでまったく異なる内容になるのです。

 

(図4)

 

もしもこれを、「同じ大学に同じ参考書ルートで受かっているから」と言って、紹介しているままの情報を鵜呑みにしてしまうと、不合格につながりかねません

 

そのため、もし参考にするのであれば、以下の4点が自分と一致しているかどうかを確認してから参考にしてみてください。

 

確認事項

  • 志望大学・学部
  • 受験期間
  • 受験開始時期
  • 受験開始時の偏差値

 

合格できる勉強プランの立て方

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さきほど、自分と条件の一致する合格者を見つけて参考にするべきと紹介しましたが、なかなか同じような境遇の人は見つかりません

 

そのため、そういう場合は以下を参考にしてみてください。

 

勉強プランの立て方の手順①

  • いまの自分の偏差値から志望大学合格までに必要な勉強時間を調べる

【偏差値を1上げるのに必要な勉強時間】

  • 偏差値30台:45時間
  • 偏差値40台:90時間
  • 偏差値50台:135時間
  • 偏差値60台:180時間

  • いまの自分の偏差値:50
  • 志望大学の偏差値:60

合格ボーダーまでに1350時間の勉強時間が必要

 

勉強プランの立て方の手順②

  • いまから受験本番までに残された日数を把握

 

現時点から志望大学の本番入試までの日数を把握しておきましょう。

 

このときに、休日の日数と平日の日数を把握しておくと、「合格に必要な平日の勉強時間の目安」「合格に必要な休日の勉強時間の目安」を知ることができます

 

  • 必要な勉強時間:1350時間
  • 残りの日数:230日(平日:150日 休日:80日)
  • 平日の勉強時間の目安:4時間
  • 休日の勉強時間の目安:9.5時間

※高校生の年間の「平日日数は130日」「休日の日数は235日」ほど

 

勉強プランの立て方の手順③

  • 自分が志望している大学の合格者の参考書ルートを調べる

 

YouTubeやネットの記事で、自分が志望している大学に合格した人の参考書ルートを調べましょう。

 

その参考書ルートをたどって、入試本番までに定着させることができれば、同様に合格ができる可能性が高いです。

 

可能であれば、1人の参考書ルートだけでなく、複数人の参考書ルートを調べて、共通している参考書ルートを選ぶようにすれば、確実性があがります

 

 

勉強プランの立て方の手順④

  • 参考書を1日に何ページ進めていつまでに終わらせるかを把握

 

いままでに紹介した手順①~③の「勉強時間」「受験までの日数」「参考書ルート」を参考にして、参考書の演習プランを立てましょう。

 

わかりやすいように、以下で勉強プランの立て方の例を紹介したいと思います。

 

手順①(例)

  • 志望大学:上智大学(理工学部)
  • 上智大学の偏差値:61
  • いまの自分の偏差値:50

※私立の場合は表記偏差値-4をする

手順②(例)

  • 受験までの日数:300日(10か月)
  • 平日:200日 休日:100日

手順③(例)

  • 受験教科数:4教科
  • 1教科あたりの参考書数:5冊

 

上記の条件で上智大学を目指す場合、現状から合格ラインまで、1530時間の勉強時間が必要となります。

 

参考書は、4教科 × 5なので、20冊分やることになるため、1教科1冊あたりにかけられる勉強時間は、76時間ほど(1530時間 / 20冊)です。

 

1週間あたりの勉強時間は、およそ40時間ほど(1530時間 / 4週×10ヶ月)なので、1教科の1週間あたりの勉強時間は10時間ほど必要ということになります。

 

そのため、1教科1冊あたりにかけられる日数は8週間ほど、つまり2ヶ月弱かけられるわけなのですが、この間に反復を重ねて完璧にしておく必要があるので、意外と大変です。

 

本来は、このように一人ひとりに合わせた勉強プランを組むのが、正しい受験勉強のスケジュールの立て方です。

 

そのため、「〇〇大学合格者の何月の勉強法」のように、一つの情報だけをそのまま真似しないよう、自分に当てはめながらプランを考えていくようにしましょう。

 

以上が、合格者の勉強プランをそのまま鵜呑みにしてはいけない理由と、一人ひとりに合わせた勉強プランの作り方です。