大学受験は苦手科目の克服よりもまずは得意科目を伸ばせ!逆転の仕方

 

今回は「大学受験では苦手科目を克服するよりも、まずは得意科目を伸ばすべき理由」について紹介したいと思います。

 

大学受験を始める際に、どの科目から勉強するべきか迷うと思います。実は受験勉強には、最初に勉強すべき科目や、勉強すべき順番が存在します。

 

受験勉強にかけられる時間が無限であるのであれば、どの科目から手を付けてもいいのですが、受験勉強は時間が限られています。

 

そのため、成績の向上に時間がかかる科目から取り掛からないと、受験本番までに成績を伸ばしきれない可能性が出てきます。

 

一般的に成績の上昇に時間がかかる科目としては、以下の3科目が挙げられます。

 

■英語

■数学

■国語

 

成績の上昇に時間がかかるのはこの3科目なので、最初に勉強に取り掛かるべきなのですが、どのように取り掛かればいいのでしょうか。

 

勉強パターンとしては以下の3つが考えられると思います。

 

①まんべんなく3つとも取り掛かる

 

②3科目のうち2科目を選んで取り掛かる

 

③1科目に集中する

 

このように、勉強の取り掛かりパターンとしては3パターンあるのですが、一体どの勉強法が一番効率よく全体の成績を上げることができるのでしょうか。

 

実はこの答えは③です。

 

つまり、受験勉強はまず、数学・英語・国語のうちのどれか1科目に注力するべきなのです。

 

そして、その選ぶ1科目というのが「自分の得意科目(あるいは好きな科目)」です。

 

理由が気になると思うので、今回は受験勉強で効率的に全体の成績を伸ばすためには「得意科目(好きな科目)」に注力するべき理由について紹介したいと思います。

 

ちなみに私はこの方法により、落ちこぼれ高校の中でも最底辺(高校2年の冬で全科目偏差値39)状態から、理工系最難関大として有名な「東京工業大学(東工大」に合格しました)。

 

以下は私の受験時の詳細や、各科目の効率的な勉強法を記載した記事です。もし興味があれば是非ご覧ください。

 

落ちこぼれから独学で偏差値を30上げ難関大学に合格するための勉強術

 

独学で数学の偏差値を30上げる勉強法!使う参考書と演習順番はこれだ!

 

短期間の独学で物理の偏差値を30上げる!偏差値ごとの参考書と演習方法!

 

化学の参考書の勉強法を難易度別に紹介!短期間で偏差値を30上げる!

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・大学受験の勉強を始めたけどイマイチ勉強法が分からない

・効率よく全体の成績を上げるためにはどの科目から勉強?

・落ちこぼれだけど今からでも第一志望に逆転合格がしたい

 

1. まずは苦手科目よりも得意科目に注力するべき理由

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普通に考えれば、すでに点数が一番高い得意科目(あるいは好きな科目)を勉強してさらに点数を伸ばすよりも、苦手科目を勉強して克服した方が総合的な得点は上がりやすいですよね。

 

にもかかわらず、なぜ苦手科目の克服よりも先に得意科目の向上を図るべきなのでしょうか。実はこれには以下の通り2つ理由があります。

 

■勉強効率の観点のメリット

 

■精神的観点のメリット

 

それぞれについて理由を説明すると、以下のようになります。

 

勉強効率の観点のメリット

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得意科目に注力する理由の一つとして「勉強効率」があります。これはどういうことでしょうか。

 

例えば、勉強時間9時間を数学・英語・国語の3科目に分散してBETした場合、勉強時間はそれぞれ3時間ずつになります。

 

一方、もし1科目に全BETした場合、その1科目の勉強時間は9時間になります。

 

そんなことは当たり前だろと思いますよね。しかしこの当たり前が非常に重要なのです。

 

勉強時間を分散した場合、1科目BETの時に比べて勉強の進行が1/3倍になります。

 

受験勉強で成績を効率的に伸ばすコツは「反復学習」です。同じ問題集を何周かする「反復」が最も効果的なのです。

 

もし勉強時間を確保できれば、この反復サイクルを早めることができます。

 

反復サイクルを早めることができれば、頭から知識や情報が消え去っていく前にもう一度触れることができるので、脳への定着が早くなります。

 

一方、勉強時間を分散した場合、反復サイクルの早さが1/3倍になります。

 

そのため、2周目までの期間が開いてしまいます。この期間の開きが脳からの知識の漏れにつながり、定着の遅延の原因になってしまいます。

 

また、少し問題集を進めてから過去を振り返る勉強法がありますよね。

 

例えば、昨日20ページ分進めたら、今日は昨日の進めたページのうちの5ページ分を復習するやり方です。

 

実は、あの立ち返り復習法も非効率です。

 

短期間で1科目に注力するのであれば、参考書や問題集を1周するのにそれほど時間はかかりません。そのため、1周までの間に飛んでいく知識や情報はそれほど多くないです。

 

なので、少しずつ立ち返りながら進めるよりも、一気に最後まで学習した後に、2周目、3周目と反復して取り組んだ方が最終的な定着効率がいいです。

 

これが、目前の定期テストのための勉強なら、立ち返りながら勉強した方が効率が良いでしょう。何周もする時間はないでしょうから。

 

しかし、長期的な闘い(少なくとも4か月はある)である受験の場合は、立ち返り勉強法よりも、周回勉強法の方が最終的な成績の上昇は圧倒的に大きいです。

 

立ち返り勉強法にも3科目分散勉強法にも共通なのですが、問題集や参考書の1周までに時間をかければかけるほど効率が落ちてきます

 

そのため、最終的に成績を大きく伸ばしたいのなら、まずは「1科目に注力」して、反復を繰り返し、その1科目をある程度のレベルまでもっていくことが大切です。

 

そして、その選ぶ1科目というのが「自分の得意な科目(あるいは好きな科目)」なのです。

 

理由は「得意であるがゆえに(好きであるがゆえに)演習がはかどり、1周までの時間を短縮できるから」です。

 

これが、得意な科目(あるいは好きな科目)にまずは注力するべき理由です。

 

そして1科目がある程度のレベルまで達したら、次に別の科目あるいは苦手科目を同じ方法で取り組めばいいでしょう。

 

その時に、ある程度まで仕上げた得意科目の復習時間を少し取ってください。一切触れないと、流石に頭から抜け落ちてきてしまうので、勉強時間のうちの1/3~1/4ほどを得意科目の復習に費やすようにしましょう。

 

精神的観点のメリット

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精神的観点のメリットとしては2つあります。

 

1つ目は先ほども記載した通り、苦手科目よりも得意科目(好きな科目)の方が勉強に対する苦痛を減らすことができるので、進んで勉強に取り掛かりやすいです。

 

2つ目としては、1つ成績が安定した自信のある科目を作っておくと、精神的負担を減らすことができるというメリットです。

 

例えば模試を考えてください。現在の成績は英語が30点/100点、数学が40/100点、国語が20/100点だとします。猛勉強により、点数を45点あげることができたとします。

 

【①3科目に分散して勉強した場合

 

英語:30点⇒45点

 

数学:40点⇒55点

 

国語:20点⇒35点

 

合計:90点/300点⇒135点/300点

【②1科目(数学とする)に注力した場合

 

英語:30点⇒30点

 

数学:40点⇒85点

 

国語:20点⇒20点

 

合計:90点/300点⇒135点/300点

 

結果的に総合得点は同じですが、科目ごとの点数の伸びが異なります(実際はこんなに単純ではない)。

 

この場合、①と②、どちらが嬉しいでしょうか。どちらが今後の勉強に自信を持って取り組めるでしょうか。

 

おそらく多くの人は②だと思います。

 

このように、得意科目(好きな科目)に全BETして成績を伸ばすことができれば、「次は他の科目の点数も伸ばせば俺(私)もしかして結構やれるんじゃないか!?」という意欲がわいてきます。

 

これが、次の苦手克服へのやる気や熱意にもつながってきて、さらなる効率化にもつながるのです。

 

一方①の場合どうでしょう。総合得点は上がりましたが、なんだかどの科目もイマイチパッとしませんね。

 

そうなれば、「俺(私)は何か勝負できる科目はないのだろうか…もしかしたら受験に向いていないのかもしれない…」と不安になりかねません。

 

受験勉強というものはメンタルがすべてです。メンタルと熱意が低下すれば、成績も低下します。

 

そのため、メンタルと熱意を高く保つことが非常に重要になってきます。そういう意味でも、まずは得意科目(好きな科目)に全BETするメリットは大きいです。

 

2. 得意科目への注力から苦手克服への移行タイミング

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ここまでで、まずは苦手科目よりも得意科目(好きな科目)に全BETするメリットを紹介してきましたが、こう思う人もいるでしょう。

 

得意科目は割と自信を持てる段階まで伸びてきたんだけど、それでも苦手科目よりも得意科目にBETした方がいいの?

 

この答えとしては以下のように人それぞれです。

 

■得意科目に絶対的な自信がある人⇒全BETでも可

 

■得意科目に絶対的までの自信はない⇒苦手科目の克服をするべき

 

例えば志望大学の試験を想像してください。合格に大切なのは「合格点を取ること」です。そのため、合格点さえとれば、例え0点の科目があっても問題なく合格できます。

 

もし得意科目でほぼ満点取れる自信があり、それによって苦手科目を補って合格点を取れるのであれば、苦手科目を捨てて得意科目全BETでもいいでしょう(ただしリスクはかなり大きい)。

 

しかし、どの科目の配点もそれほど変わらない時は、いくら得意科目が満点でも苦手科目を補って合格点に達することが不可能な場合があります。

 

その時は、苦手科目を克服するほかにありません。

 

そこで皆さんが気になるのは「得意科目をどのレベルまで上げてから苦手科目克服に移行するべきなのか」ですよね。

 

得意科目から苦手科目に移行するタイミングは以下

 

得意科目の偏差値が58~60を超えたタイミング(本当は60は欲しいところ)

 

このタイミングで、苦手科目克服にBETしてください。

 

その際に気を付けるのが、先ほども記載しましたが「勉強時間の1/3~1/4は得意科目に割り当て、残りの時間を苦手科目の克服に全BET」してください。

 

3. まとめ

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以上が、まずは得意科目に全BETするべき理由と、得意科目から苦手科目への移行タイミングの紹介です。

 

今回の内容をまとめると以下です。

 

■問題集や参考書の1周までの早さが成績の効率的な上昇に関係

 

⇒得意科目(好きな科目)であれば、能力的あるいは熱意的に1周までが早くなる

■得意科目を通用する武器にすれば、連鎖的に他の科目への向上にもつながる

 

⇒得意な科目に自信が出てくるとやる気や熱意が出てきて他の科目の勉強意欲にも貢献し、他の科目の効率化にもつながる

■得意科目から苦手科目への移行タイミングは、得意科目の偏差値が58~60になったタイミング

 

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