【東工大卒が紹介】科学的に効率いい勉強法5選|人によって効果が違う

 

今回は『【東工大卒が紹介】科学的に効率いい勉強法5選|人によって効果が違う』について紹介します。

 

科学的に効率のいい勉強法は、今となっては知らない人が少ないほど有名です。

 

志望大学に合格するために、効率的な勉強法を意識して取り入れたいという受験生も多いでしょう。

 

ただ、それらは人によって効果が異なるため、今回は私が受験生の頃に実践してみた感想と注意点について紹介したいと思います。

 

 

科学的に効率いい勉強法5選

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  • 時間帯勉強法
  • 音読勉強法
  • 録音勉強法
  • ストップウォッチ勉強法
  • 分散学習勉強法

 

科学的に効率のいい勉強法はたくさんありますが、大学受験で使いやすい科学的な勉強法は上記の5つです。

 

 時間帯別勉強法

  • 時間帯ごとの脳パフォーマンスにあわせて勉強内容を変える手法

 

たとえば、寝ている間に記憶が定着しやすいことを利用して夜に暗記系の勉強、記憶がリセットされることを利用して起床後に前夜の復習、というイメージです。

 

このように、脳のパフォーマンスにあわせて勉強内容を変えることで、最も効率的に知識を定着させることができる点が、この勉強法の強みです。

 

ただ、脳科学的な視点でいえば効率的なのですが、それ以上に重要なのは、「自分のモチベーション」です。

 

たとえば、前日の夜に覚えた英単語を翌朝に復習すれば効率はいいのですが、もし朝の英単語学習が自分にとってマッチしていない場合、モチベーション的には効率が悪いです。

 

科学的な効率もテクニックとしては重要なのですが、それ以上に、自分に合わない手法は避ける必要があります。

 

根本的なエネルギーであるモチベーションが欠けると本末転倒なので、脳科学的な視点だけではなく、自分に合うか合わないかも考慮したほうがいいです。

 

音読勉強法

  • 音読をして理解力を高める勉強法で、主に英語や暗記系科目で使われる

 

この勉強法は、かなり効果的な手法なのですが、1つだけ注意点があります。

 

丸暗記をするだけであれば、ただ音を聞きながら音読をするだけでいいのですが、丸暗記だけで通用するのは定期テストだけなので、ここにワンポイント追加しましょう。

 

それは、「音読しながら、読んでいる内容の意味や概念をボヤっと思い浮かべること」です。

 

音読のいいところは、「言葉のイメージ」と「音」を結びつけることで、頭に定着させることができるところです。

 

たとえば、赤くて丸い果物を見て、すぐに「りんご」だと認識できるのは、「りんごのイメージ」と「りんごという言葉」をリンクさせることができているからです。

 

そのため、「イメージ」あるいは「言葉(音)」のどちらかが欠けると、音読は意味をなさなくなってしまうので、気をつけてください。

 

録音勉強法

  • 自分が音読した内容を録音し、隙間時間でその素材を聞くという聴覚を利用した勉強法

 

この勉強法は主に、通学中や休み時間など、隙間時間に効果的な勉強法と言われています。

 

ただ、この勉強法に関しては、人によっては注意が必要です。

 

おそらく、みなさんも電車内で英語のリスニングをした経験があると思うのですが、集中して聞くことができますか?

 

どういうことかというと、音を聞くことに集中する場合、音と関係のない視覚情報が邪魔になるのですが、かといって目を閉じて音を聞くと、その音だけでイメージをしなければならなくなるので、負担が大きいです。

 

そのため、隙間時間で録音した音声を聞く場合は、その音に合わせて関連する資料を見ながら、イメージをインプットしましょう。

 

ストップウォッチ勉強法

ストップウォッチで時間を計測しながら勉強を進める手法

メリット

  • 一日の自分の勉強時間を可視化できる
  • 制限時間内にノルマを効率よくこなせる

 

この勉強法は、人によって合う合わないがかなり分かれます。

 

きっちりと分単位でスケジュールを管理して計画的に進められる人は、この勉強法でも毎日続けられると思うのですが、それに苦痛を感じる人の場合は、徐々に勉強が苦痛になってくる可能性があります。

 

私が受験生のころは、この勉強法がつらくて苦痛で、長続きしませんでした。

 

苦痛を感じる人の場合は、たとえば分単位の管理ではなく、2時間以内に〇〇まで進めるみたいに、苦痛が少ない時間を設定してみるといいでしょう。

 

分散学習勉強法

  • 覚えた内容を忘れそうになるタイミングで復習をして記憶の定着力を上げる勉強法

【例】

  • 演習の3日後に1回目の復習、7日後に2回目の復習…

 

この勉強法についても、人によって合う合わないが分かれます。

 

私も受験生のころに試したことがあったのですが、何日後に〇〇を復習して、その数日後に△△を復習して、というサイクルを各教科でやっていると、途中でスケジュールが複雑になり、勉強プランが崩壊しました。

 

この勉強法は密にスケジュール管理をしなければならないので、それにかける労力と得られる効果が見合わなければ、逆に非効率になることもあります。

 

この方法が合わないと感じる人の場合は、1つの単元が終わったタイミング、あるいは参考書が1周終わったタイミングなど、進捗に合わせて復習してみてください。

 

以上が、一般的に効率がいいと言われる勉強法についての私の感想と注意点の紹介です。