【共通テスト後】国公立の二次試験直前の1か月でやるべき勉強プラン

 

今回は『【共通テスト後】国公立の二次試験直前の1か月でやるべき勉強プラン』について紹介します。

 

まずはみなさん、共通テスト本当にお疲れさまでした。

 

結果が良かった人も悪かった人もいると思いますが、二次試験までの1ヶ月間の過ごし方次第では、いくらでも挽回が可能です。

 

逆に、共通テストで上手くいったとしても、この期間の勉強ひとつで追い抜かれることも全然あります。

 

いまが合否を分ける最後の砦なので、最後の力を振り絞って二次試験に挑みましょう。

 

 

国公立の二次試験直前の1か月でやる勉強プラン

ソース画像を表示

 

共通テスト時に対策しなかった単元を復習(1/18~1/22)

使うもの

  • 共通テスト前に使っていた二次対策用の参考書

やるべき勉強

  1. 共通テストで対策してない単元の標準問題を解き直す
  2. 間違えた問題は解法と原理を思い出しながら反復

スケジュール感

  • 上記の勉強は少なくとも5日以内に終わらせる

 

共通テスト時に対策しなかった単元の例としては、数IIIの全単元、英語の英作文などが該当します。

 

この勉強をする理由は、共通テスト対策期間中のブランクを埋めるためです。

 

上記で紹介した「標準問題」は、一般的な標準問題でなくとも自分が標準だと感じる問題で大丈夫です。

 

時間を計りながら過去問を1年分解いてみる(1/23~1/24)

使うもの

  • 自分の志望大学の過去問

やるべき勉強

  • 過去問を解いて各科目で合格ライン-20%以上取れるか確認
  1. 合格ライン-20%以上が取れたら過去問演習に移る
  2. 合格ライン-20%以上が取れなければ参考書で知識補強

過去問の自己採点のやり方

<記号問題>

  • 解答と照らし合わせて採点

<記述問題>

  • 完答の場合は 配点×0.85
  • 完答じゃない場合は 配点×0.65×解答とのマッチ率

スケジュール感

  • 過去問を1年分解いて自己採点完了まで2日で終わらせる

 

参考までに数学の記述問題の自己採点例を以下に載せておきます。

 

 

A. 合格ライン-20%以上が取れた人は過去問演習(1/25~2/8)

使うもの

  • 自分の志望大学の過去問
  • レベルが近い大学の過去問

やるべき勉強

  1. 過去問を解く
  2. 答え合わせ&失点理由を分析
  3. 失点理由別に参考書で補強
  4. 失点箇所と補強箇所をノートにまとめる
  5. 再び同じ過去問の解き直し
  6. 別の年の過去問演習に移る

スケジュール感

  • 1〜2週間ほどひたすら手順1〜6を繰り返す

 

手順2の失点理由の見つけ方理由別の参考書での補強の仕方は下記の記事で紹介しています。

 

 

B. 合格ライン-20%以上が取れなかった人は参考書演習(1/25~2/8)

使うもの

  • 共通テスト前に使っていた二次対策用の参考書

やるべき勉強

  1. 志望大学の過去問分析
  2. 参考書演習で基礎, 標準, 頻出難問を固める

スケジュール感

  • 1〜2週間ほどで上記2つの手順を終わらせる

 

合格ライン-20%を取れなかった人は、入試までに過去問を解く時間があまりないと思うので、過去問分析で対応するようにしましょう。

 

効率的な過去問分析の仕方については、下記の記事で紹介しています。

 

 

私立大学受験のための移動と準備(2/9~2/13)

スケジュール感

  • すべて合わせて3〜5日ほど時間を取られる

 

私立受験は滑り止めにもなり、不安の解消にもつながりますが、受けすぎには気をつけてください

 

2~3校受けるだけで3~5日ほど勉強時間を奪われます

 

苦手箇所や出そうな問題をメインに復習(2/14~2/20)

使うもの

  • 各科目のまとめノート
  • 今までに学習した参考書

やるべき勉強

  • ノートにまとめた苦手箇所の復習
  • 自分がこれは出そうと思う箇所の学習
  • 不安だと感じる箇所の反復

スケジュール感

  • 3日~1週間ほど費やして苦手と不安をできるだけ解消する

 

この時の注意点ですが、全部を復習することは不可能です。

 

そのため、本当に不安な箇所や、出る可能性が限りなく高いと自分が思っている箇所をメインに手を付けましょう。

 

暗記系の単元や問題などの復習(2/21~2/22)

使うもの

  • 暗記系の科目や単元の参考書

やるべき勉強の例

  • 英語なら英単語熟語
  • 化学なら無機単元

スケジュール感

  • 2日ほど費やして自分の中では完璧にしておく

 

試験大学の県までの移動や準備(2/23)

使うもの

  • 暗記系の科目や単元の参考書

やるべき勉強の例

  • 移動中に英単語の復習
  • 移動中に化学の無機の覚え直し
  • 移動中に社会の基本用語の確認

スケジュール感

  • 遠方に受験しに行く人の場合は前々日にホテルinする場合が多い

 

前日の勉強は暗記系か発想系の演習(2/24)

  • 発想系は解けなくても問題ないハイレベルな面白い難問
  • 前日はいっそのこと何もせずに自由時間にするのもあり

※ただし昼寝は夜に眠れなくなるのでしないこと

 

会場の下見と当日のスケジュールの確認(2/24)

二次試験前日にやるべきことはもう一つあります。

 

これは実話なのですが、私が受験生のころ、前日に当日のスケジュールの確認を怠った結果、当日の数学の試験に遅刻しました。

 

たまたま受験校の東工大の数学が試験時間3時間と、バカみたいに長かったおかげで命拾いしたのですが、かなり焦るので私の二の舞にならないように本当に気を付けてください。

 

以上が共通テスト後から二次試験までの1ヶ月間でやるべきことです。

 

共通テストが終わってホッと一息つきたいところだと思うのですが、この1ヶ月が合否の境目なので、あと少しだけ辛抱してぜひ合格をつかみ取ってください。