【恋愛失敗談】大学受験で恋人と別れるべき人と別れるべきでない人

今回は「【恋愛失敗談】大学受験で恋人と別れるべき人と別れるべきでない人」について、受験期間中に恋人と別れたことで後悔をした筆者の経験をもとに紹介します。志望大学合格のために恋人と別れるべきか、好きな人への告白をあきらめるべきか。

現在進行形で悩んでいる受験生も少なくないでしょう。筆者も受験生の頃、どうするべきかで何度も悩みました。中途半端な状況が続いたこともありました。そして、最終的に別れる選択をしたのですが、これが後悔の始まりでした。

これから筆者の受験期と当時の恋愛状況について、詳しく紹介します。

受験時の交際状況
  • 交際開始から6ヶ月目
  • 筆者と彼女は同じクラス


当時は彼女との交際開始から6か月目、ちょうど校内が大学受験ムードになり始めた時期でした。この頃はまだ、彼女と別れる予定は一切ありませんでした。しかし、ある時こんな情報が筆者の耳に入ってきたのです。”受験期に恋人と別れない人は本番で失敗する”。

当時の筆者は、成績が学年最下位という状況の中で、東工大(東京科学大学)という難関大学を目指していました。そのため、この頃は時間的にも精神的にもあまり余裕がありませんでした。普通ならこんな情報一つで迷うことなどないと思うのですが、この時はちょっとした情報にも敏感になっていたのです。

そして、これをきっかけに、徐々に彼女という存在と志望大学という存在を天秤にかけ始めるようになります。それから数日ほど時が経ち、この天秤の均衡状態が崩れ始める時が来ました。そう、やはり本番で失敗するという言葉が、どうしても頭から離れなかったのです。そして、とうとう筆者は彼女と別れて志望大学に注力する道を選択しました。

”これで本格的に受験に集中することができる”。そう感じていたのですが、結果はその真逆でした。今まで毎日のように連絡を取り合っていた日常から、急に誰からも連絡がない日常に変わったことで、心に大きな虚無感が生まれたのです。”これまでみたいに、気づいたら連絡が来ているなんてことないかな”。

そんな淡い希望を持ちながら、数分ごとに携帯を手に取って連絡の有無を確認します。しかし、すでに別れているので当然連絡など来るはずもありません。そんなことは自分自身が一番よくわかっているはずなのに、それでも何度も何度も携帯を確認してしまいます。このような状態が毎日のように続き、もはや勉強に集中どころではなくなりました

”ただ、そうは言っても時間が経てば状況は変わるだろう”。そう思っていたのですが、その期待とは反対に、事態はさらに悪化していきます。筆者と彼女は同じクラスに所属していたのですが、その彼女が別れてすぐに別の同級生と付き合い始めたのです。その相手というのが、筆者が所属していた部活の同期で、仲のよかった友達でした。

その部活同期は別のクラスだったのですが、下校時になると筆者のクラスまで彼女を迎えに来ていました。そのたびに、二人が一緒に仲良く帰っていく姿を見なければならなかったのです。自分勝手に別れを告げた筆者が原因ではあるのですが、なんとも言えない気持ちでした。

それからというもの、勉強を前にしてもそのことが頭から離れず、集中できない日々が続きました。毎日のように「別れない選択をしていたらどうなっていただろう」と意味のないことを考えていました。そして、ある程度気にならなくなり勉強に集中し始められるまでに、なんと約4ヶ月もかかったのです。

結果的には志望大学に行くことができたのでよかったですが、いま思い返しても、わざわざ鉄が熱いうちに別れる選択をする必要性はなかったなと感じます。もし別れる別れないという2択ではなく、工夫して関係性を継続できる道を選べていたら、あの時の空白の4ヶ月を過ごすことはなかったでしょう。

恋人と別れるべきでない人

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過去の失敗経験をもとに、大学受験中に恋人と別れてもよい人と別れるべきでない人の特徴を紹介します。そのための指標として、以下5つの判断軸を使います。

5つの判断軸
  • 物理的に距離感が近いか
  • デートの頻度
  • 勉強時の互いへの影響度
  • 勉強外の互いへの影響度
  • 相手への好意の熱量

物理的に距離感が近いか

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物理的な距離が近い場合は安易に別れると後悔する可能性

例えば、同じ部活、同じクラスなどのように、生活圏の物理的な距離が近い場合は安易に別れない方がよいです。特にまだ相手のことが気になっている場合は、別れたあとの方がダメージが大きく、受験の妨げになる可能性があります。

逆に遠距離恋愛など、生活圏の物理的な距離が遠い場合は、別れた後のダメージは比較的軽いため、恋愛を継続した場合の影響と比較して、早めにどうするかを選択してもよいと思います。

デートの頻度

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デート頻度が高く減らすことができない場合は別れを検討

ここでいうデートとは、勉強や登下校以外の時間で別途遊びを設けることを指すので、途中まで一緒に帰ったり、一緒に勉強したりすることを除きます。そのうえで、もしデートの頻度があまりにも高く、かつ話し合いをしても頻度を減らすのが難しい場合は、受験勉強に悪影響を及ぼす可能性も低くないので、別れを検討してもよいでしょう。

もし一緒に帰ったり、一緒に勉強したりすることでデートの代わりになるのであれば、お互いに悪影響でなければ無理に別れる必要はないと思います。

勉強時の互いへの影響度

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勉強中に相手を意識して集中力が下がる場合はキョリをとる

一緒に勉強をしたり、勉強中にやりとりをしたりする中で、相手を意識してしまって勉強に集中できないようであれば、すこし距離をとった方がいいかもしれません。

お互いの勉強中はいっさいのやりとりを禁ずる、勉強中は互いにまったく別の空間で勉強をするなど、いくらでも話し合いと決め事で解決はできると思うので、まずは別れずにすむ方法を絞り出してみてください。そのうえで制御ができないようであれば、そこで初めて別れを検討してもよいでしょう。

勉強外の互いへの影響度

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必要以上に連絡を取り合って時間が削られる場合はキョリをとる

これも先ほどと同様に、まずは二人の間で話し合いと決め事を設けて、互いにルールに沿って行動ができるようであればわざわざ別れる必要はありません。しかし、決め事をしてもそれを守れない、そもそも話し合いがまとまらないなど、受験にとって良くない状態が続くようであれば、そこで初めて別れを検討してもよいでしょう。

相手への好意の熱量

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相手に対する好意の熱量が大きい場合は安易に別れると後悔する可能性

付き合いたてのカップルや相手への熱量がピーク時の恋愛は、安易に別れを選択してしまうと後悔する可能性があります。相手への好意は接触する頻度で変わってくるので、もしすでにある程度距離ができている、接触する頻度があまり高くないということであれば、ダメージは少ないかもしれません。

逆に、まだ付き合いたてや熱量がピーク時の時は、それなりに接触頻度が高いので、この状態の時に無理に別れると後悔する可能性が残ります。ぜひ自身の置かれている状況を客観視したうえで判断してみてください。

現状判断のチェックリスト

受験時に恋人と別れてもよい人と別れるべきでない人を判断する場合のチェックリストが以下になります。

別れてもよい受験生

✔︎物理的な距離感が近くない
✔︎相手への好意の熱量が小さい
✔︎デート頻度の目安を守れない
✔︎勉強中に集中が妨げられる
✔︎連絡頻度のルールを守れない

水色チェックは必須事項、白色チェックは3つのうち1つ以上当てはまる場合は別れを検討してもよいでしょう。

別れるべきでない受験生

✔︎物理的な距離感が近い
✔︎相手への好意の熱量が大きい
✔︎デート頻度を調整して守れる
✔︎勉強中の集中力に影響がない
✔︎連絡頻度のルールを守れる

水色チェックは必須事項、白色チェックは3つのうち2つ以上当てはまる場合は別れるべきではありません。もし上記に当てはまらなかったという受験生の場合は、別れる別れないどちらを選択しても影響は少ないと思うので、自身の現状と価値観をもとに判断してみてください。

受験で別れるべきか結論

最終的な判断は皆さん次第ですが、別れずに受験でうまくいっているカップルはたくさんいます。もちろん、中には別れる選択をした方が受験に集中できる人もいるでしょうが、自分の心に嘘をついて無理してまで別れる必要はないと思います。

受験も恋愛も並行して進めていく抜け道はないか、二人でじっくり話し合って解決していけるのが最善ですね。では、残りの高校生ライフを応援しております。