”このまま出会いがなかったら、もう恋人ができないのかもしれない…”そんな漠然とした不安を抱えていませんか?

人見知りだからうまく行動できないし、このままでいいのか不安…
理系の大学では学生の男女比が大きく偏っており、特に男性は異性との出会いに悩むことが少なくありません。
とはいえ、無理して華やかな場所に出かけるほどの勇気はなかなか出ないものです。
キャピキャピした雰囲気のコミュニティは自分には向いてない
今回は、人見知りな理系大学生が一歩踏み出しやすい出会いの場をまとめて紹介します。
目次
「理系は社会人になれば需要がある」とよく言われます。しかし、それは職業や年収の安定性といった要素に加え、出会いの環境が整っている場合に当てはまる言葉です。
その中でも最も重要なのが、この「出会いの環境」です。環境が整っていなければ、いくら自分磨きをしても、異性との関係を進展させることは難しいでしょう。
① 偶然接触の密度が極端に落ちる
大学生の時期は、学部内の行事、選択講義、研究室、部活・サークル、アルバイト、学内イベントなど、同時にいくつものコミュニティに属しやすい特性があります。
さらに、選択講義は学期ごとに変更でき、アルバイトも短期で変えたり掛け持ちしたりできるため、所属するコミュニティを入れ替える頻度も高いのが特徴です。
そして「実験で席が隣になる」「講義でペアを組む」「行事の運営で顔を合わせる」といった偶然の接触が日常的に起こる点も、学生時代ならではの強みといえます。
学生期の強み
自ら積極的に行動を起こさなくても偶然の接触が多く、講義や課題、行事など共通の話題をきっかけに声をかけやすく、自然に関係を深めやすい
理系の場合、社会人になると「職業や年収が安定している」「誠実そうに見える」といったプラスの側面で評価されやすくなります。
一方で、理系の就職先として選ばれやすい業種や部署は所属人数が少なく、男女比も学生時代と同様に大きく偏る傾向があります。
さらに、学生の頃と違って他部署や他企業との偶然の接触は少なく、アルバイトのように仕事を頻繁に変えることもできないため、閉じた人間関係に陥りやすいのです。
社会人の弱み
理系の場合、社会人になると属性としての需要は高まるものの、偶然の接触の機会が少なく、日常が閉じた人間関係に終始しやすい
② 日々接触する母集団が縮小する
社会人になる際、男女比が偏らず人間関係の流動生がある職業に就けば、接触する母集団が大きくなり、その中から親密な関係を築ける相手と出会いやすくなります。
しかし、それが自分のやりたいことや性格に合わない環境であれば、第二新卒から理系職へ戻るのは新卒時に比べて困難です。
そのため、「社会人になれば状況が変わるはず」と過信しすぎるのは注意が必要です。
注意ポイント
社会人の出会いは職業選択に左右されるが、新卒時以外で理系専門職に戻るのは難しいため「社会人になれば状況が変わる」と過信するのは危険
③ 自ら行動を起こさない癖がつく
先延ばし癖は自己効力感を下げ、挑戦への不安を強め、行動を避け続ける悪循環を生みます。実際に、このような声も少なくありません。

恋人が欲しかったのに、何もできないまま卒業して後悔した
学生のうちに行動を避けてしまうと、社会人になってからは出会いの環境が狭まり、心理的にも一歩を踏み出しにくくなります。
その結果、恋愛の機会を逃し続ける可能性が高まります。つまり学生時代の先延ばしは、行動できない自分を固定化してしまう点でデメリットがあるのです。
「理系は社会人になったらモテる」というのは、半分本当で半分嘘です。
学生時代の恋愛は一時的な要素が強く、外見や刺激などが重視されがちですが、社会人の恋愛は結婚を前提とするため、安心感が求められます。
安定性や誠実さという点では理系が有利になる場合も多く、学生時代より相手から評価されやすいのは事実です。
ただし、これは「出会いがの環境に身を置いた場合」に限られることに注意
出会いの機会そのものがない場合は、自ら行動を起こし、適切な環境に身を置かなければ、待っているだけでは何も変わりません。
以上の3つが、理系大学生が恋愛しにくい主な原因です。一見すると弱みに思えますが、実はそれぞれが恋愛のヒントにもなり得ます。
① 出会いの場への苦手意識
出会いの場が苦手なのは、知らない大勢の中で積極的に振る舞う必要があり、双方向の会話をうまくこなせないことへの不安から、強い消耗を感じてしまうからです。
特に「会話で積極的でなければならない」「スムーズに話さなければならない」といった強制感が、苦手意識につながっています。
裏を返せば、会話に積極性を求められず、多少ぎこちなくても自然に受け入れられる環境であれば、出会いの場であっても必ずしも苦痛ではない可能性があるのです。
② 合理主義ゆえ行動できない
慎重な理系大学生は、物事を長期的に捉え、目的と手段を考える傾向があります。
そして、その手段が難しそうだと感じると、時間や心労を無駄にしないために「行動しない方が合理的だ」とリスクを回避する選択をとりやすいのです。
しかし、その選択こそが恋愛では大きな損失につながります。とはいえ、これは価値観に近いため、すぐに変えられるものではありません。
だからこそ、変えるべきは「リスクを避ける心」ではなく「リスクの大きさ」
たとえば、恋愛成就までのステップを細かく分けてみましょう。
恋愛成就までのステップ
Step1 初回の出会いが発生する
Step2 顔見知りになる
Step3 友だちになる
Step4 友だち以上恋人未満になる
Step5 恋愛成就
多くの人はいきなり「恋愛成就」を目的にしますが、その場合は過程が多く不確定要素も増えるため、失敗リスクが高まります。
すると損失を想像してしまい、一歩を踏み出す勇気が出にくくなります。
そこでまずは「初回の出会い」をゴールにし、次に「顔見知りになる」、さらに「友だちになる」といったように、目的を段階的に下げて行動することが大切です。
③ 急な自己開示に抵抗がある
人見知りの理系大学生は、最初から自分の話をしたり性格を伝えるようなコミュニケーションを避けがちです。
ただし、自己開示なしに深い関係は築けないため、恋愛を目的とするなら避けては通れません。
問題となるのは「急な自己開示を求められる場」で対応できないことなので、時間をかけて少しずつ自己開示できる場を選ぶのがよいでしょう。
時間をかけて少しずつ自己開示できる場の条件とは?
✔︎ 1回あたりの接触時間が長い
✔︎ 定期的に接触する機会がある
✔︎ 共同で作業をする機会がある
完全リモートの塾講師
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ここまでの流れを踏まえて、人見知りな理系大学生でも安心できる出会いの場を紹介します。
① 選択制の教養科目
大学の選択制教養科目の中から、グループディスカッションやグループワークのある講義を履修してみましょう。
他学部も含めた少人数のグループで、強制的にコミュニケーションが生まれるため、受け身になりがちな講義よりも出会いが発生しやすいです。
まずは「顔見知り以上、友だち未満」の関係を目標としてみましょう。

授業でグループワークがあり、そこで出会った人とLINEを交換し、躊躇せずに話せる関係になった

教養科目でペアワークの時間に親しくなり、授業後昼食に行ったことがある
② 学生インターン
インターンというと就職活動の時期にしか参加できないイメージがあるかもしれませんが、大学1・2年生でも参加できるインターンは数多く存在します。
グループでのワークやディスカッションもあり、参加期間中は昼食含めて一緒に行動することが多いため、新たな出会いや仲良くなるきっかけとして十分です。
ここでも、まずは「顔見知り以上、友だち未満」になることを目標にしてみましょう。

インターンのグループディスカッションで一緒になった人がタイプで、最後にインスタを交換した

インターン終了後に仲良くなったグループでファミレスに行き、気になる人とLINEを交換した
③ オンラインゲーム
オンラインゲームでの出会いは、協力プレイや定期的なログインを通じて自然に親しくなりやすいです。
ボイスチャット機能があるゲームでは積極的に活用することが有効ですが、ハードルが高ければ最初はゲーム内チャットから始め、慣れてきたらボイスチャットへ移行するなど、段階的に関係を深めていきましょう。
最初から深い話をするのではなく、共通のゲーム内目標や軽い雑談を重ね、「顔見知り以上」を目標に関係を築くことがおすすめです。

オンラインゲームで知り合って、定期的に一緒にゲームをするようになり、お互いのSNSを交換した

共通の強敵に挑む中で信頼関係が生まれて、プレイ中の助言や協力を通じて仲良くなった
④ Discordの趣味サーバー
Discordの趣味サーバーは共通の興味でつながっているため、仲良くなる土台が最初から整っています。
積極的に挨拶やリアクションをするだけでも印象は良くなりますし、企画されるボイスチャットやゲーム会などに顔を出すと、会話が自然に広がります。
焦って距離を縮めるより「顔見知り以上の友だち」として信頼を築くのが重要です。信頼されたら個別DMも受け入れられやすく、親しい関係へ発展しやすくなります。

恋活向け趣味サーバーを利用して、大人数通話でゲームやアニメ鑑賞を通じて仲が深まり、個別通話することになった

Discordで知り合った女性で、ほぼ毎日のようにゲームしたり、1対1ではないものの話をしたりして仲良くなった
⑤ ボードゲームカフェ
ボードゲームカフェは、共通の楽しみが会話のきっかけになる場です。ゲームに詳しくなくても、聞けば相手も嬉しそうに説明してくれることが多いです。
多くの店舗では相席OKのサービスを通じて、人とつながるきっかけをサポートしているので、スタッフにおすすめを聞いたり、同席をお願いするのも選択肢の一つです。
ただし、あくまで趣味を楽しむ場所なので、出会いたいという目的は抑えつつ、まずはゲームや雰囲気自体を楽しむ姿勢が大切です。

一人で参加したら、相席案内された人とゲームをして盛り上がって、連絡先を交換した

最初はただボードゲームを楽しむ目的で通っていたが、何度も顔を合わせるうちに自然と仲良くなった
⑥ 雑談チャットアプリ
雑談チャットアプリはDiscordに似ていますが、Discordほどアングラな雰囲気はなく、フロー型の投稿を通していろんな人が匿名でトークできる場です。
日常的につぶやいていると返信をもらえることがあり、異性からの返信は仲良くなるきっかけになります。
自分から返信しに行くのもよいですが、勇気が出ないときは、自分のつぶやきに興味を持ってもらい、相手から声をかけてもらう方針も効果的です。

投稿が面白い人がいたので声をかけてみたら、個人的なDMでも面白くて興味がわいて、会うほど仲良くなった

チャットアプリでのつぶやきを通して仲良くなり、DMでのやりとりを経て会うことになり、最終的に付き合うまでに至った
⑦ アルバイト
アルバイトは学生にとって代表的な出会いの場で、外食チェーンやカフェ、居酒屋など男女比のバランスが良い職場ほどその傾向が見られます。
とはいえ、こうした環境が自分の特性に合わない理系大学生もいるでしょう。
そんなときは、少人数の同僚で構成され、属性が自分に近く、共通の話題を見つけやすい職場を選ぶのがおすすめです。
✔︎ 書店・図書館
✔︎ 塾講師
✔︎ 科学館・美術館・博物館

本屋でのバイトで、夜二人で店番をしているうちに仲良くなり、交際にまで進展した

シフトがよく被る他大学の女の子とバイト終わりに会話をして仲良くなり、デートをすることになった
完全リモートの塾講師
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⑧ ボランティア活動
ボランティア活動は「出会い目的」ではなく、共通の目的に向かって協力する中で自然に関係が深まるのが魅力です。
実際に「ボランティアを通じて恋人ができた」という声もあり、継続的な活動や共同作業が信頼関係を生みやすいことがわかっています。
清掃活動や子どもの学習支援などはチームでの作業が多く、会話のきっかけが自然に生まれます。大切なのは「あくまで出会いは副産物」という姿勢です。

雑談をする中で、海外旅行の話になり、そこから話が盛り上がって仲良くなった
⑨ 定期ワークショップ
学内の男女比が偏っている場合は、料理教室やカフェのラテアート教室、陶芸、クライミング、メイカースペースなど、学外の場に足を運ぶのも有効です。
こうした場は、他の参加者も「学び」「体験」といった目的を持って集まっているため、大学のインカレサークルのような派手さがなく、自然にコミュニケーションが生まれやすい環境といえます。
そのため、本来の目的に取り組みながら同じ空間で共同作業を行うことで、徐々に交流が深まる学外ワークショップに参加してみるのがおすすめです。

ワークショップで隣になった男性と自然に会話が盛り上がり、LINEを交換して、今ではランチに行く仲になった

木工のワークショップで作業を手伝ってもらったことがきっかけで心の壁がなくなり、連絡先を交換する流れになった
⑩ SNS+推しのオフ会
推しのアーティストや声優、インフルエンサーがいる場合、SNSの趣味アカウントで知り合った人と一緒にライブやオフ会に参加すると、仲を深めるきっかけになります。
推しに限らず、趣味アカウントを通じて自然に仲良くなるケースも多いため、趣味がある人はまず趣味用のSNSを立ち上げてみるのもおすすめです。
その際に大切なのは、推しへの愛情がしっかり伝わること、そして自分の感想だけでなく有益な情報も交えて発信することです。

SNSで繋がった相手と、初対面だったがすぐに打ち解けてたくさん話し、最終的に付き合うまでに至った

SNSで仲良くなった男女グループと推しのライブ当日に集まり、そのまま仲良くなって一気に距離が縮んだ