今回は『理系大学生にサークルをする暇はある?入るメリット4選デメリット2選』を紹介します。
文系の大学生の場合、ほとんどの人が部活かサークルに入ります。
しかし理系大学生の場合、授業や実験レポート、テストで忙しくてサークルに入るか悩むケースも少なくないと思います。
そこで今回は、理系大学生はどの程度サークルに時間を費やせるのか、サークルに入るメリットデメリットを紹介したいと思います。
マネー金
目次
理系大学生がサークルに参加できる日数と時間
【日数】
- 週3回
【時間】
- 1日3時間
【テスト前】
- 2週間前から参加回数を大幅に減らす or 休止
理系大学生は普段から忙しいとは言え、週に3回サークルに参加する余裕くらいはあります。
そして1日当たり3時間ほどサークルに費やしても、勉学に支障はほとんど出ません。
プライベートな遊び時間を犠牲にするのであれば、週3のサークルに加え、アルバイトを週3~4日入れても問題ありません。
もしプライベートな遊び時間を確保したいのであれば、サークルかアルバイトの回数を制限するようにしましょう。
また、サークルであれアルバイトであれ、テストの2週間前からは回数を大幅に制限、あるいは休止期間にする必要があります。
普段サークルやアルバイトに時間を多めに費やしている場合は、このテスト前の2週間の集中が重要になってきます。
これさえ意識していれば、忙しいと言われる理系大学生であったとしても、学業関連で後れを取ることはほとんどありません。
理系大学生がサークルに入るメリット4選
理系大学生がサークルに入るメリットには以下の4つがあります。
- 今までよりも人脈が広がる
- 恋人ができる可能性がある
- 就活の時のネタになりやすい
- オススメの授業や過去問の調達が可能
1.今までよりも人脈が広がる
- 他学部他学科の学生や他大学の学生と仲良くなるチャンスが増える
- ※サークルで築いた関係性は卒業後も長く続く傾向があるので重要
サークルに入らずに学生生活を送った場合に比べて、人脈が広がります。
同大学の他学部他学科の学生や、他大学の学生とも関係を築くことができるだけでなく、その人たちを通してまた別の人脈が広がることもあります。
特に理系の大学の場合、文系の大学に比べて人間関係が非常に閉鎖的であり、自ら行動しなければ人脈が広がりづらい傾向があります。
これはサークルに入ることで最低限は解消できるので、閉鎖的になりたくない方はサークルに入ることをオススメします。
2.恋人ができる可能性がある
- サークルのような同じコミュニティ内の方が恋人はできやすい
理系大学生(特に男子学生)からしたら、大学は男女比的な問題から恋人が作りづらい環境と言えるでしょう。
また、大学では中学や高校と違って、毎日同じ教室で同じメンバーで長時間過ごすということがほとんどありません。
そのため、同じ学科内でも親密度を高めることが意外と難しかったりします。
その点サークルの場合は、この『親密度の形成』が非常にしやすいです。
毎週同じメンバーが3~4回ほど集まって数時間活動するので、徐々に愛着も湧いてきます。
また、学生のみでサークルを動かしていくため、一緒に楽しみや苦しみを乗り越えた仲間として、相互の信頼度も高くなりやすいです。
それゆえに、サークル内の男女でお互いに恋が芽生えやすくなり、カップル率も上がっていきます。
つまり理系大学生の場合、サークルは恋人を作るためには最適な場所なのです。
3.就活の時のネタになりやすい
- 他人を巻き込んだ集団活動の経験は就活時にネタにしやすい
- ※理系研究職の場合、あまりサークル活動での経験は重視されない傾向
サークルやアルバイトは就職活動時のネタにしやすいことで有名です。
サークルやアルバイトの経験は、自分が集団の中でどのような役割を担っていて、集団にどう貢献したかを話しやすく、人事もすぐにイメージできる話題であるためです。
もちろん、サークルやアルバイトをしていなくとも、集団での活動の例や貢献性を話すことができればお題は何でも大丈夫なので、サークルやアルバイトは就活に必須ではありません。
また、理系研究職の場合は、理系学生の研究専門性の高さが評価軸となっているので、サークルやアルバイトの経験談はあまり重視されません。
理系学生の場合、就活においてサークルやアルバイトの経験は、単純な話しやすさというメリットしかないと思っておくと良いでしょう。
4.オススメの授業や過去問の調達が可能
- サークルの同学科の先輩経由でオススメの授業や過去問を手に入れられる
- ※同学部同学科の複数の友達から調達することも可能
大学は中学や高校とは異なり、いかにオススメの授業を選べるか、いかに過去問や過去レポートを誰かから入手できるかがポイントです。
これらの情報がなければ、同じ単位数と点数を稼ぐのに3倍~4倍ほどの努力量が必要となってきます。
理系学生の場合、どのみち研究室に入れば基礎から知識を叩きこまなければならなくなります。
そのため、研究室に入るまではいかに効率的に生きるかが重要になってきます。
そこで、サークルの同学部同学科の先輩を利用しましょう。
サークルの先輩は基本的に、後輩のために過去問や過去レポートをストックしてくれています。
頼んで断る先輩はほとんどいないでしょうから、お願いして貸してもらいましょう。
もちろん、サークルに入っていなくとも同学部同学科に友達が多ければ、過去レポートや過去問を手に入れることができます。
理系大学生がサークルに入るデメリット2選
理系大学生がサークルに入るデメリットには以下の2つがあります。
1.想像以上にお金がかかる
- 1回あたりの合宿費の目安:20,000円~30,000円
- 年間の合宿回数:3~4回
- 1か月のサークル費の目安:1,000円~2,000円
- 月間のサークル飲み会費の目安:2,000円~6,000円
- 諸費用:5,000円~20,000円
- 総計(年間):約10万円~約24万円
サークルによって相場は変わりますが、目安としては年間で約10万円~約24万円ほどかかります。
人によっては、アルバイトをしないとサークル活動にかかる費用を払えなくなる場合もあります。
お金が心配であれば、飲み会の頻度が半端ないサークルや、使う道具的に多くのお金がかかるサークルは避けた方が良いでしょう。
2.単純に入らない場合よりも忙しくなる
- 勉学に支障が出るほどではないが、単純に自分の忙しさが増して疲れることもある
サークルに入っても勉学に支障が出るほどになることはほとんどないですが、単純に忙しくはなります。
そのため、サークル活動が楽しみやリフレッシュの対象でなければ、そのうち辛くなってくるかもしれません。
一旦入ってみて、合わないと思ったら辞めるのもありですし、忙しくて辛いと思ったら参加回数を減らしてみるのもありでしょう。
理系大学生はサークルに入った方が良い?
- どんな種類でもいいのでサークルは出来るだけ入ることをオススメする
理系大学生の場合、部活はあまりオススメしない。週に3~4回ならいいが、ほぼ毎日となると忙しすぎて常人はパンクする可能性あり。
私は、できればサークルは入ってもらいたいと思っています。
サークルの仲間との関係は卒業した後もずっと続きます。
小中高の友達とは会わなくなっても、サークルの同期とだけは会っているという人も少なくありません。
社会人になって会社に入っても、会社の同期とは何か違う安心感がサークルの仲間たちにはあります。
是非みなさんにも『信頼できる仲間』を学生時代に手に入れてほしいと思っています。