今回は『塾講師バイトで面接・筆記試験・模擬授業をクリアするためにやること7つ』について紹介します。
塾講師のバイトは、ハードルが高そうでなかなか応募できないという人も少なくないと思います。
中には学歴、学力、説明力に自信がなくて行動に移せないという人もいるでしょう。
そこで今回は、塾講師バイトで採用されるためにやるべきことを紹介したいと思います。
マネー金
目次
塾講師バイトの採用までのフロー
- 面接
- 筆記試験
- 模擬授業
- 採用結果の通知
塾講師バイトの面接対策
面接で答える内容を準備しておく
【面接で聞かれること】
- 大学名と専攻
- 過去の受験経験
- 得意科目や教えたい科目
- 教えたい生徒の学年
- 希望シフト
- 志望動機
過去の受験経験は、中学・高校受験の有無、センター試験の結果、選択科目を聞かれます。
当日までに過去を振り返って少しでも思い出すようにしてください。
得意科目や教えたい科目は、基本的には1教科でも問題ありません。
しかし、もし塾側から2科目を要求された場合は、ある程度勉強し直してからでいいかを聞くようにしましょう。
受け答えは笑顔を意識する
- 塾講師は笑顔や明るい雰囲気が重要であり、ポイントも高い
塾講師に最も必要な要素は『生徒とのコミュニケーション』です。
笑顔の多い先生と笑顔の少ない先生とでは、生徒からの印象がかなり異なります。
採用側も、生徒の満足度を上げることのできる講師を雇いたいので、笑顔の多い講師を取ります。
いつもより笑顔を少しだけ意識するようにすると良いでしょう。
塾講師バイトの筆記試験対策
基本的な公式や知識は参考書で確認
- 筆記試験の難易度は一般レベルなので、基本的な公式や知識の再確認をすれば対応できる
筆記試験の難易度は、一般レベルです。
高校生に教える場合は、センター試験レベルがメインで、一部応用レベルが入っています。
小学生、中学生の場合は、教科書の頻出単元の問題がメインで出題されます。
難易度自体はそれほど高くないので、基本的な公式や知識を簡単に振り返ってみると良いでしょう。
一度過去に理解している内容なので、少ない時間でも思い出すことができるはずです。
答えよりも過程に重きを置いて記述
- 生徒に原理や過程を説明することが目的であるため、答えよりも考え方の過程が重要視される
塾の講師は基本的に解答を見ながら、あるいは事前に講義の予習をしてから生徒に解説します。
そのため、暗記公式や知識が抜けていたとしても、過程や考え方を説明できればOKです。
故に、公式を少し忘れていたり、回答が誤っていても、過程や考え方が合っていてそれを説明できれば、それほど問題はありません。
また、塾講師のバイトの場合、筆記試験の結果はそれほど重視されません。
面接9:筆記試験1という割合で採用基準を設けている塾も少なくないほどです。
そのため、高得点を取ることよりも、それを解説できるかどうかを重視して問題回答にあたりましょう。
塾講師バイトの模擬授業対策
生徒役の表情や受け答えをしっかり見る
- 生徒の理解度を察しながら説明の仕方を変えていくので、表情や声色から理解度を推測しようとする心がけが重要
分かりづらい説明をしていたとしても、生徒の理解度を察することができれば、生徒に合わせて説明を変えていくことができます。
初めから誰に対しても分かりやすい説明ができる人なんてほとんどいません。
人それぞれで理解の早さが異なる上に、言葉の捉え方も人それぞれです。
そのため、1発目から相手が理解できなくても、問題ありません。
しかし、その理解していない状況を察して、理解させるためにあの手この手を使う行動は必要です。
最終的に理解してもらえれば大成功だと思って、臆することなく挑みましょう。
例えを用いながらかみ砕いて説明する
- 説明の際に、生徒が理解できるであろうレベルの例えを使うとgood
生徒が今までに経験したことがあるであろう例や、身の回りの想像しやすい例を用いて説明すると非常にgoodです。
口で説明しづらい時は、絵を描いたり概念図を用いたりすると良いですね。
これをするかしないかだけでも、かなり評価が違います。
一見すると当たり前の行動のように見えますが、意外とできていない人が多いです。
ホワイトボードは配色も意識して整頓して書く
- 生徒がノートにメモするため、板書はきれいで見やすいものを意識する必要がある
きれいな板書と汚い板書だと、きれいな板書の方がノートを写す気になります。
そのため、出来るだけ綺麗で見やすい板書を心がけるようにしましょう。
読むことができる程度を心がけて書けば、問題ありません。
塾講師のバイトに応募する時の注意点
有名大手予備校や難関大専門塾の場合は、学歴が重視されますので、先ほど紹介した内容は適用されません。
そのため、学歴重視の塾講師のバイトを避けたければ、個別指導塾や普通の予備校を受けると良いでしょう。