中学受験のメリットとデメリット|子供の大学受験に悪影響を与えるかも

 

今回は、小学生の親御さん向けに『中学受験のメリットとデメリット、中学受験が大学受験に悪影響を与える可能性』について紹介したいと思います。

 

子供に中学受験をさせたい理由は家庭ごとでそれぞれだと思います。

 

  • 小さいうちから勉強習慣を付けさせたい
  • 質の高い授業を受けられる
  • 勉強ができるライバルに囲まれた環境を与えたい
  • 地元の公立中学校が不良ばかりで子供を入れたくない

 

上記以外の理由もあるでしょう。

 

いずれにしても共通して言えるのは、『親が子供のためを思った理由がメイン』ということです。

 

そして、子供に中学受験をさせれば、たしかに上記のようなメリットは得られます。

 

しかしその一方で、実は中学受験によって子供が失うものも大きいのです。

 

”何が何でも中学受験をさせる”という方はいいのですが、まだ少し悩んでいる方は是非今回の記事を参考にしたうえで判断してみてください。

 

中学受験の有無は、下手したら高校受験や大学受験の結果にも影響してきかねませんので。

 

マネー金

中学受験は必ずしも良いことばかりではないんだよ!

 

優秀な生徒に囲まれた環境に入れば安心じゃないの?

スカイウォーカー

 

マネー金

実はそうとも限らないんだ…中学受験で失われるものは意外と大きいよ…

 

今回の記事の内容

中学受験のメリット・デメリット

中学受験が高校受験や大学受験に及ぼす影響

中学受験による子供の成長への影響

 

筆者の紹介

 

■ 中学受験で地方の私立中学に入学

 

■ その後高校2年の冬まで一切勉強をしなかったため、全科目偏差値39の学年最下位

 

独学で全科目偏差値を30上げ、理工系最難関の『東工大』に逆転合格

 

1.中学受験にかかる総合的な費用や勉強期間

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中学受験にかかる費用や勉強期間、入学後の費用の目安は以下です。

 

中学受験の費用の目安

 

通塾した場合:年間70万ほど(塾や模試費用)

 

通塾しなかった場合:年間5万円ほど(参考書や模試)

入学後の学費の差

 

私立中高の学費:年間100万円ほど

 

公立中高の学費:年間50万円ほど

中学受験の勉強期間の目安

 

小学4年生から通塾を始める子供が多い

 

※本格的な勉強期間は2年ほどが目安

 

中学受験は、子供自身にそれほど勉強への意欲がないため、親同士の勝負となります。

 

そのため、基本的にはコスト(塾費用等)をかけてどれだけ子供の成績を伸ばすかが成功への鍵となってきます。

 

一方で、中学受験の場合は子供を塾に通わせずに親が子供に勉強を教えるというケースもあります。

 

実際に、塾に通わずに親が最後まで教えて、ちゃんと中学受験に成功している家庭も少なくありません。

 

もしそれが可能なのであれば、中学受験における費用を大幅にカットすることができるでしょう。

 

ただし、勉強内容を教えられるかどうかはさておき、子供は親から勉強を教わることを嫌う傾向があります。

 

そうならないためには、まずは『勉強を教える親』と『勉強を教えられる子供』の関係性を築く必要があります。

 

子供が自発的に勉強をするようになる教え方は以下の記事にまとめているので、興味あればご覧ください。

 

勉強が苦手な子供の成績を大幅に伸ばす教育術!元有名予備校講師が語る

 

2.中学受験のメリット・デメリット

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中学受験をすることにおけるメリットとデメリットは以下です。

 

中学受験のメリット

  • 小さいうちから思考するクセを付けることができる
  • 結果の大切さを学ばせることができる
  • 努力で勝利を勝ち取る喜びを教えることができる
  • 受かれば入学後に質の良い授業を受けることができる
  • 受かれば入学後に勉強におけるライバルを獲得できる

 

高校以上の勉強はどちらかというと『多くの知識を如何に組み合わせて活用するか』が鍵となってきます。

 

一方で、中学受験の勉強は『少ない知識を基に如何に柔軟に発想できるか』が鍵となってきます。

 

例えるならば、中学受験は昔のような発明家が多かった時代、高校受験は現代の技術者が多い時代ですね。

 

このように、中学受験には子供の地頭を鍛える効果があります。

 

そして、脳の柔軟さのトレーニングは若い頃に行なった方が効果があります。

 

そのため中学受験は、子供の地頭、そして思考するクセを付けるのに貢献します。

 

また、たとえ中学の受験とはいえど、受験は受験です。

 

そのため情けなどは一切なく、落ちる時は落ち、受かる時は受かります。

 

子供のうちからこのような『結果ファースト』を経験できれば、結果を出すことが如何に重要なのかを学ぶことができるでしょう。

 

中学受験のデメリット

  • 中学受験では勉強を強制されがちなので、勉強嫌いになる可能性あり
  • 親や塾の講師など、周りの評価の目を気にする子供になる可能性あり
  • 受験に失敗した時に、後々失敗を恐れる子になる可能性あり
  • 中学受験しない子に比べて、莫大な費用がかかる
  • 私立の中高一貫校の場合、どこまでも怠けて落ちこぼれる可能性あり

 

中学受験では多くの場合、子供の勉強への意欲に関わらず、強制的に親や塾の講師が勉強をさせる傾向があります。

 

特に、中学受験の場合は小学校における受験割合もそれほど高くないです。

 

そのため、周りの子供が遊んでいる中で自分だけ望まない勉強をしなければならないとなると、勉強嫌いになる可能性があります。

 

中学受験までは『親や塾の講師からの強制力』があるのでまだ乗り越えられますが、それ以降で自発的に勉強できない子供になる可能性があるのです。

 

そうなれば、親や教師など、周りの目が存在する時だけちょろまかして、自分の意志で努力しなくなる人になってしまうかもしれません。

 

自身の子供にとってデメリットよりもメリットの方が大きければいいのですが、デメリットの方が大きいとなると、中学受験をさせる意味がなくなってしまいます。

 

ただでさえ費用がかかるのに、デメリットの方が大きいとなると費用対効果も最悪でしょう。

 

そのため、”周りが皆しているから”などという安易な理由だけで中学受験を決めず、デメリットも考慮したうえで判断すると良いですね。

 

3.中学受験が高校受験や大学受験に及ぼす影響

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中学受験は、高校受験や大学受験にどのように影響してくるのでしょうか。

 

中学受験が高校受験に及ぼす影響

  • 中学受験に失敗した場合、高校受験の本番で自分に自信を持てなくなってしまう可能性
  • 中学受験に成功した場合、高校受験をパスするので基礎学力が定着しなくなる可能性

 

中学受験での失敗は、小学生の若い心に大きなダメージを残します。

 

『遊ぶのを我慢してまで勉強したのにその努力は報われなかった』という現実は、小学生にはショックが大きいでしょう。

 

そして、その『大一番での失敗』という現実が、高校受験時にも影響してくる可能性があります。

 

つまり、失敗を恐れてトライできない人間になってしまう可能性があるということです。

 

とは言っても、この問題は多くの中学受験失敗者が克服しているので、それほど気にすることはありません

 

むしろそれよりも、中学受験に成功して高校受験をパスする組の方が、深刻な問題を抱える可能性があります。

 

中高一貫校に進学すると、基本的にはエスカレーター式に自然と進学ができます。

 

そのため、怠けようと思えばいくらでも怠けられます。

 

高校受験が中学の範囲を網羅的に復習している一方で、中高一貫校組は平和に怠けているとなると、その学力の差は歴然でしょう。

 

いくら進学校の授業の質が良いとは言っても、学ぶ意思がないのでは全くの無意味ですからね。

 

実際に、私の通っていた中高一貫校でも、やはり高校受験での編入組の方が圧倒的に学力があり成績が良かったです。

 

中学受験が大学受験に及ぼす影響

  • 中学受験に失敗した場合、大学受験本番で自分に自信を持てなくなってしまう可能性
  • 中学受験に成功した場合、エスカレーター式に進学できるので、大学受験時まで怠けてしまう可能性
  • 中学受験に成功した場合、進学校に所属しているという驕りから、自身の学力を客観的に把握できなくなる可能性

 

先ほど説明したように、中学受験に成功して中高一貫校へ進学した組は、高校受験組よりも学力が圧倒的に劣る傾向があります。

 

最終的な目標が『高校受験』なら、努力せずして進学校の高校入学を勝ち取れる『中学受験組』の方が良いのですが、子供に中学受験をさせる親の多くは、『大学受験』が最終目標です。

 

すると、中学受験に成功して高校に楽に進学した組は、中学受験に失敗した(あるいは受験していない)高校受験組よりも不利なスタートを切ることになります。

 

もちろん、中高一貫校でコツコツと真面目に力を積めるのであればそれに越したことはありませんが、それができていない人が多いというのが現状です。

 

そのため、皮肉な話ですが、中学受験組は最終目標である『大学受験』に出遅れてしまう傾向があるのです。

 

4.中学受験は必ずしも子供の成長において良いものとは限らない

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≪まとめ≫

中学受験の最大のメリット

  • 思考するクセを小さい頃から獲得できる
  • 結果が重要な勝負の世界を経験できる
  • 合格できれば不良が比較的少ない学校に行ける

中学受験のデメリット

  • 中高一貫校に入ると怠ける可能性が非常に高い
  • 高校受験組よりも学力が劣る傾向あり
  • 変に慢心して大学受験に出遅れる生徒も多い

中学受験で進学校に行くメリットを勘違いしている人へ

  • 学校の授業の質は大学受験には関係ないので進学校である必要は一切ない
  • 周りの勉強環境(ライバルの生徒等)は、勉強にやる気のある生徒にしか意味がない

 

周りに勉強している生徒が多いという中高一貫校の環境そのものが重要という考えもあるでしょうが、これは否です。

 

なぜなら、中高一貫校こそ周りに必死で勉強している生徒は少ないからです。

 

また、周りが勉強していようと、本人に何らかの勉強へのやる気が芽生えていなければ、一切意味がありません。

 

勉強に対する価値を本人が感じていなければ、成績が最下位だろうと何も感じないからです。

 

むしろ成績が悪いことに誇りを感じている生徒もいるくらいです。

 

それならば、なにも学費が高い中高一貫の進学校である必要はありません

 

どうせどこにいてもやらないのですから。

 

逆に言えば、本人にやる気さえあれば、どんな環境にいようと大学受験では成功できます。

 

大学受験は本来、塾も予備校も学校も関係なく、参考書を如何に自分で進められるかが鍵となるイベントだからです。

 

それは私自身が体現しています。なので、学校の授業の質も関係ありません。

 

本人がどのようにやる気を出すかだけが、親御さんの最終目標である『大学受験』においては重要なのです。

 

もし大学受験のお子様がいらっしゃれば、以下の記事をご参考ください。

 

やる気のない学年最下位から人生を逆転させる秘訣を詳細に載せています。

 

落ちこぼれから独学で偏差値を30上げ難関大学に合格するための勉強術

 

大学受験生の親が絶対にしてはいけないこと5選!これをするとやる気なくすかも

 

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