複数内定した時の内定先の決め方|就職後とのギャップはこんなに多い

 

今回は『複数内定した時の内定先の決め方|就職後とのギャップはこんなに多い』について紹介します。

 

あなたはいま、複数の企業から内定をもらって、1社を選ぶのに困っているでしょう。

 

せっかく複数企業から内定をもらったのに、誤った選択をしてしまい、就職後に後悔するのは避けたいですよね。

 

そこで今回は、内定先を選ぶ際にどのような判断軸で決めるべきか、就職後とのギャップについて紹介したいと思います。

 

マネー金

就職後に後悔する人は少なくないから、気をつけてね~!

 

就活時と実際の就職後のギャップ

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  1. 業務内容
  2. 人間関係や社風
  3. 将来性や成長性
  4. 地位・名誉
  5. 場所
  6. 経営理念
  7. 人事評価
  8. 待遇(福利厚生・年収等)
  9. ワークライフバランス

 

就活時に望んだビジネスライフを実現したいのであれば、就職後とのギャップについて知っておく必要があります。

 

1.業務内容

  • 就職後の業務はインターン等で見せた業務内容とは一変して、やりがいを感じづらいものがほとんどでありギャップが大きい

 

おそらく就活生の多くは、自分のやりたい業務を求めて志望企業を決めると思います。

 

インターン参加やOB訪問を重ね、実際の業務内容を把握しようとする人も少なくないでしょう。

 

しかし、非常に残念ながら、本当の業務内容は就活生の時点で把握できるものではありません

 

もし把握できたとしたら、その会社のコンプライアンス管理が著しく低いことになります。

 

企業は、就活生から自社を選んでもらおうと必死です。

 

そのため、インターンの内容は会社が全力で作り上げた、楽しめる内容となっています。

 

就職後の業務は、インターンで見せた業務内容とは一変して、非常につまらなく、やりがいを感じづらいものがほとんどです。

 

就活生の求めている業務は、氷山の一角でしかないのです。

 

2.人間関係や社風

【社風】

  • 『元社員のネット上の口コミ』『インターン時の業務風景』以外は当てにならず、ギャップが大きい場合が多い

【人間関係】

  • 不確定要素であるため、ギャップが大きいケースが多い

 

就活生が企業の社風を知ることができる機会は『ネットの口コミ、OB訪問、説明会、インターン、面接時』です。

 

しかし、ネット上の元社員の口コミ以外は、ほとんど当てになりません

 

『OB訪問』の場合は、会社から良い対応をするように社員に圧力がかかっています。

 

説明会や座談会も、当然人事部から担当社員に圧力がかかっています。

 

インターンの場合は、インターン対応をする社員は圧力がかかっていますが、それ以外の社員は特に圧力を受けていません

 

そのため、インターンで業務風景を見学させてもらう時だけは社風を知るチャンスです。

 

次に人間関係に関してなのですが、こちらに関しては運ゲーです。

 

いくら自分が就活時に目にした光景や対応してくれた人の人柄が良くても、実際に就職した時の職場の人間関係が良いとは限りません。

 

会社は似たような人間が集まっているとはいえ、嫌な人も必ずいます。

 

そういう人が見事に集まっている部署もあったりします。

 

問題は、変な人が直属の上司や業務メンバーだった時ですね。

 

3.将来性や成長性

  • 就職前に企業のIR情報を見ていればギャップはない

 

こちらに関しては、よっぽどその会社が危機的状態でない限り、それほどギャップは存在しません。

 

そのため、就活時に行なった業界研究を参考に考える程度でも大丈夫です。

 

4.地位・名誉

  • ギャップはない

 

これに関しては世間から会社に対する客観的な視点なので、むしろ就活生の方が詳しいです。

 

ギャップという概念すらありません。

 

5.場所

  • 総合職は転勤の可能性を考えていればギャップはない

 

場所に関しては、一般職か専門職を選ばない限りどこに飛ぶか分かりません。

 

総合職の転勤に関しては、就活の時点である程度覚悟していると思うので、それほどギャップはないでしょう。

 

問題は、転勤の際に引っ越し費用が全額負担の会社も多かったりと、会社からの援助が少ないケースがあることです。

 

これはOB訪問や座談会で聞いてみると良いでしょう。

 

6.経営理念

  • ギャップはない

 

これはむしろ社員でも真に理解している人は少ないです。

 

就活生のうちから経営理念を本当に判断軸にしているのであれば、よっぽど賢いか、愚かであるかのどちらかです。

 

7.人事評価

  • OB訪問や座談会で人事評価形式を確認していればギャップはない

 

人事評価には、『①上司の判断だけによる評価形式』と『②後輩・同僚・上司からの360°評価形式』があります。

 

前者の場合、上司がちゃんとした人ならいいのですが、変な人だった場合、理不尽な評価をされかねません。

 

そのため、①の人事評価形式だった場合は上司の運ゲーになってきます。

 

②の場合は、その部署全体の人間が変でない限り、理不尽な評価はされづらいです。

 

そのため、もし②の評価形式を取っている企業が内々定企業の中にあれば、残しておくといいでしょう。

 

こちらに関してもOB訪問や座談会などで評価方法を聞くことができるので、ギャップはそれほどないでしょう。

 

8.待遇(福利厚生・年収等)

  • 対外に出ている情報とは異なっているケースが多く、ギャップが大きい

 

就活で得られる福利厚生情報や年収情報は、基本的に高めに見積もられています。

 

福利厚生に関しては、表面上の情報は得ることができるのですが、詳細は入ってみてからでないと分かりません。

 

他の企業よりも福利厚生が良いと聞いていた会社が、実際は普通レベル、あるいはそれ以下だったなんてことも普通にあります。

 

年収に関しても同様で、対外に出ている情報は高めに見積もられています。

 

実際は情報の年収の0.8~0.9倍と思っておくと良いでしょう。

 

基本給自体は情報通りなのですが、『ボーナス』の額が情報とは異なります

 

ボーナスは年収に大きく作用するので、ここを減らされると結構なダメージになります。

 

また、残業代込みで平均年収を予想しているサイトが多いですが、残業代をもみ消している企業なんてざらです。

 

そのため、残業代込みの予想サイトの平均年収はあまり当てにならないケースがあります。

 

年収や福利厚生に関しては、ネット上の元社員の口コミを見てみる以外に、確認する方法はないでしょう。

 

9.ワークライフバランス

  • ホワイト企業で有名な会社でも、実はふたを開けてみるとブラックというケースが多いのでギャップは大きい

 

決められている就業時間で毎回業務が終了し、家に帰ってハッピーなんてことは滅多にありません。

 

ワークライフバランスを気にする方は、その企業の『悪い噂や情報』を探してみると良いでしょう。

 

また、有給休暇についても同様で、全部消化できている人はあまりいないでしょう。

 

世間的にホワイトと言われている企業でも、実は社員の自主性を強制して隠していることが普通にあるので、世間の情報を鵜呑みにしない方がいいですね。

 

結論

  1. 業務内容:
  2. 人間関係や社風:
  3. 将来性や成長性:
  4. 地位・名誉:
  5. 場所:
  6. 経営理念:
  7. 人事評価:
  8. 待遇(福利厚生・年収等):
  9. ワークライフバランス:

 

最終的な内定先の決め方

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最終的な内定先を決める場合は、あえてギャップの大きい判断軸を用いると後悔が少ないです。

 

※ギャップの大きい判断軸:『業務内容』『人間関係や社風』『待遇(福利厚生・年収等)』『ワークライフバランス』

【異動が少ない企業の場合】

  • 『人間関係や社風』に重きを置くこと

 

<理由>

  • ギャップが大きかったとしても異動できないので、ギャップが小さい判断軸を用いた方がいい

【異動が活発な企業の場合】

  • 『待遇』『ワークライフバランス』に重きを置くこと

 

<理由>

  • 『業務内容』と『人間関係』は毎回の異動ごとに運任せになる

※業務内容はやっているうちに好きになってくる

【志望業種に絶対的な熱意がある場合】

  • 『業務内容』に重きを置くこと

 

<理由>

  • 志望業種に絶対的な熱意と信念がある人は、業務内容で選んでも耐えられる

 

人生で最初の就職先を選ぶのは非常に難しく不安ですよね。

 

しかし、もしギャップがあまりにも大きくて嫌気がさしたら転職をすればいいだけの話です。

 

ぜひ、最後まで悩んで自分の納得のいく内定先を選んでくださいね。

 

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