最終的な就職先の決め方の判断軸は?就活時と就職後のギャップはこんなに多い

 

今回は『最終的な就職先の決め方の判断軸、そして就職時と就職後のギャップ』について紹介したいと思います。

 

就職活動中は内内定を獲得することに必死になりますよね。

 

『どこからも内内定がもらえなかったらどうしよう…』と不安になることも、悩むことも多々あると思います。

 

就活生にとっては内内定が0個であることほど不安で悩ましい事はないですよね。

 

しかし一方で内内定の数が多すぎると、これもまた悩みの種になってしまいます。

 

今回この記事をご覧になっている皆さんは、おそらく後者の『内々定を獲得した数が多く、その中から1つの会社を選ぶことができない』という人だと思います。

 

そこで今回は、最終的に自分が行くべき会社を選ぶ際にどのような判断軸を基に決めるべきか、就職前と就職後の非常に多いギャップ、について紹介したいと思います。

 

※ちなみに今回の記事は『同じ会社でなるべく快適に長くいること』を目的とした人向けなので、短期間でジョブホッピングしたい方向けではありません

 

今回の記事はこんな方にオススメ

■内々定を貰った会社の中から1社を選ぶことができない

■どの会社を選べば、より快適なビジネスライフを過ごせる?

■就職前と就職後のギャップが生じないようにしたい

1.就活時の判断軸と実際の就職時のギャップ

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就職活動時に就活生が持っている会社選びの判断軸の例としては以下のようなものがあります。

 

就活生の就活軸の例

 

■業務内容

 

■人間関係や社風

 

■将来性や成長性

 

■地位・名誉

 

■場所

 

■経営理念

 

■人事評価

 

■待遇(福利厚生・年収等)

 

■ワークライフバランス

 

このように、人それぞれで様々な判断軸があり、その判断軸を基に皆さん就職活動を進めてきたと思います。

 

その過程で、会社が体外に出している情報であったり、会社イメージや口コミ等の情報を沢山を得たと思います。

 

あまり就活生にネガティブなイメージを与えるのはよろしくないのですが、よく考えてみてください。

 

もし就活時にあなたたちが必死でかき集めた情報と、就職後の実情の間に差異がなかったとしたら、新卒社員の3年以内の離職率が3割を上回る今のような現状になっていたでしょうか

 

もちろん、この離職率の中にはポジティブな理由での離職も含まれています。

 

しかし、ネガティブな理由での離職が圧倒的に多いというのが現状です。

 

もし就活時の判断軸の情報と、就職後の実情に差異がなければ、このようなことは起きないはずです。

 

皆自分が望む条件の企業を就活時に必死で見つけてきているのですから。

 

しかし実際は、就活時と就職後でギャップが生じるケースが多々発生し、これが離職率の高さに繋がっています。

 

そのため、もし自分が就活時に望んだビジネスライフを実現したいのであれば、このギャップについて知っておく必要があります。

 

①業務内容のギャップ

おそらく就活生の多くは、自分のやりたい業務を求めて志望企業を決めると思います。

 

そのため、総合職ではなく、すでに業務内容がある程度定まっている専門部門の採用枠を狙う人もいます。

 

インターン参加やOB訪問を重ね、実際の業務内容を把握しようとする人も少なくないでしょう。

 

しかし、非常に残念ながら、この『業務内容』にはギャップが存在します。

 

そもそも、業務内容なんてものは就活生の時点で把握できるものではありません。把握出来たら逆にその会社のコンプライアンスを疑います。

 

インターンなどで実際の業務の一端を経験できるケースがありますが、ここにも落とし穴があります。

 

売り手市場である現在の日本において、企業は就活生の獲得に必死になっています。

 

企業は何とかして優秀な就活生を引き入れようと動いています。

 

大学ごとの特別枠を設けて、志望していない就活生にまでわざわざ電話を掛けたり、対面での会話を求めてきたりする超大手企業も実は存在します。

 

それほどまでに企業は優秀な就活生を引き入れることに必死になっているのです。

 

そのため、インターンで就活生に経験させる内容は、業務の中でも一番魅力的かつ楽しめる内容となっています。

 

例えば恋愛に置き換えて考えてみてください。

 

めちゃくちゃ顔面がタイプの人が目の前に現れて、運よくデートをすることができたとします。

 

もしそんなラッキーが起きたら、最高のデートプランを考えて、あわよくば付き合ってもらいたいと思いません?

 

そして楽しんでもらえるデートのプランを必死で考えますよね。

 

企業の新卒採用の状況もこれと同様で、何とかして就活生から自社を選んでもらおうと必死です。

 

そのため、インターンの内容は会社が全力で作り上げた楽しめる内容となっています。

 

ここで先ほどのデートの話に戻りますが、運よくデートを楽しんでもらえて付き合うことができたとします。

 

おそらく最初のうちはデートのプランをしっかりと練って楽しんでもらうように動くでしょう。

 

しかし、徐々にいつも通りの、特に何も頑張らなくてもいいデートの状態に変わってくと思います。

 

それでもお互いのことが大好きならばその状態でも楽しいのでしょうが、『付き合うこと』を目的としていた場合、徐々に相手のことがどうでもよくなってきてマンネリ化していきます。

 

これも同様に、企業の採用のケースと置き換えることができます。

 

長期的に会社に残る人材を探しているとは表面上では言っているものの、今の企業のほとんどは『採用活動で人材を獲得すること』が目的となっています。

 

そのため、採用時には全力で良い面を出して対応するのですが、採用後は平常運転で放置というケースも少なくありません

 

そして平常運転時の業務は、インターンで見せた業務内容とは一変して、非常につまらなく、やりがいを感じづらいものがほとんどです。

 

つまり、『就活生の求めている業務は氷山の一角でしかないのです。

 

②人間関係や社風

こちらに関しても大きなギャップが存在します。

 

そもそも就活生が企業の社風を知ることができる機会は『ネットや口コミ情報、OB訪問、説明会や座談会、インターン、面接時』以外にほとんどありません

 

口コミの元社員のぶっちゃけ話はある程度信頼できますが、それ以外はほとんど当てになりません。

 

会社がアピールしている『社風』は表面上のものでしかなく、『OB訪問』の場合は基本的に会社から良い対応をするように社員に大きな圧力がかかっています。

 

説明会や座談会も当然人事部からの圧力がかかっています。

 

インターンの場合は、インターン生対応をする社員は圧力がかかっていますが、それ以外の社員は特に圧力を受けていません

 

そのため、インターンで業務風景を見学させてもらう時だけは社風を知るチャンスです(と言っても一見するだけではほとんど把握できないと思いますが)。

 

また、面接時の人事も社風の判断材料になりやすいです。

 

次に人間関係に関してなのですが、こちらに関してはもはや運ゲーです。

 

いくら自分が就活時に目にした光景や対応してくれた人の人柄が良くても、実際に就職した時の職場の人間関係が良いとは限りません。

 

会社は似たような人間が集まっているとはいえ、十人十色です。変な奴や嫌な奴も必ずいます。

 

そういう変な奴が見事に集まっている部署もあったりします。問題は変な奴らが直属の上司や業務メンバーだった時ですね。

 

そのため、人間関係に関しては本当に運ゲーです。

 

③将来性や成長性

こちらに関しては、社員でもなかなか気づくことができません。

 

そのため、就活時に行なった業界研究を参考に考える程度でも大丈夫です。

 

よっぽどその会社が危機的状態でない限り、それほどギャップは存在しません

 

④地位・名誉

これに関しては世間から会社に対する客観的な視点なので、むしろ就活生の方が詳しいです。

 

ギャップという概念すらありません。あなたたちが選んだ会社の地位が高いと思えば、そういうことなのでしょう。

 

⑤場所

これに関しては、一般職か専門職を選ばない限りどこに飛ぶか分かりませんね。

 

おそらく総合職の転勤に関しては就活時の時点である程度覚悟していると思うので、こちらに関してもそれほどギャップはないでしょう。

 

問題は、転勤の際に引っ越し費用が全額負担の会社も多かったりと、会社からの援助が少ないケースがあることですかね。

 

これはOB訪問や座談会で聞いてみると良いでしょう。流石に嘘は言わないはずです。

 

⑥経営理念

これはむしろ社員でも真に理解している人はあまり多くないです。

 

就活生のうちから経営理念を本当に判断軸にしているのであれば、よっぽど賢いか愚かかのどちらかです。

 

⑦人事評価

人事評価に関してはしっかりと把握しておきましょう。

 

上司の判断だけによる評価形式』と『後輩・同僚・上司からの360°評価形式』があります。

 

前者の場合、上司がちゃんとした人ならいいのですが、変な人だった場合、理不尽な評価をされかねません。

 

そのため、前者の人事評価形式だった場合は上司の運ゲーになってきます。

 

後者の場合は、その部署全体の人間が変でない限り、理不尽な評価はされづらいです。

 

そのため、もし後者の評価形式を取っている企業が内々定企業の中にあれば、残しておくといいかもしれません。

 

こちらに関してもOB訪問や座談会などで評価方法を聞くことができるので、ギャップはそれほどないでしょう。

 

⑧待遇(福利厚生・年収等)

こちらに関しては企業によりけりですが、割とギャップを感じる人が多いと思います。

 

就活で得られる福利厚生情報や年収情報は、基本的に高めに見積もられています

 

福利厚生に関しては、表面上の情報は得ることができるのですが、詳細な情報は入ってみてからでないと分かりません

 

他の企業よりも福利厚生が良いと聞いていた会社が、実際は普通レベル、あるいはそれ以下だったなんてことも普通にあります

 

また、年収に関しても同様です。

 

体外に出ている情報は高めに見積もられています。実際は情報の年収の0.8~0.9倍と思っておくと良いでしょう。

 

基本給自体は情報通りなのですが、『ボーナス』の額が情報とは異なります

 

ボーナスは年収に大きく作用するので、ここを減らされると結構なダメージになります。

 

また、残業代込みで平均年収を予想しているサイトがあるのですが、残業代を『自己研鑽のため業務外』という言葉でもみ消している企業なんてざらです。

 

そのため、残業代込みの予想サイトの平均年収はあまり当てにならないケースがあります。

 

今の日本は働き方改革の影響で、残業が厳しい時代になりました。

 

しかし、残業の許容範囲が狭まった一方で、業務量は以前と変わらない、あるいは増えています。

 

そのため、業務を終わらさないといけない一方で、残業申告もしづらくなりました。

 

これが原因で、上から『自己研鑽のための自主的な学び』という理由や『家に持ち帰って終わらせてくる』ようにさりげなく誘導され、残業手当がもらえないことも少なくありません。

 

ここに関しては、ネット上の元社員のぶっちゃけ話などを見てみる他、確認する方法はないでしょう。

 

上司によっては申請ができないなんて言う、上司ゲーが発生するケースもあるので、残業手当の実際の可否は入ってみてからでないと分からないかもしれません。

 

⑨ワークライフバランス

こちらは先ほども説明したように、決められている就業時間で毎回業務が終了し、家に帰ってハッピーなんてことは滅多にありません

 

特に有望な人材や将来性を期待されている新人なんてものは、他の新人よりも『自主残業』というものが増えてきます。

 

業務は期待の大きさに比例して増えていきますから。

 

意識が異常に高い人ならいいかもしれませんが、そうでない場合徐々につらくなってきます

 

そのため、ワークライフバランスを気にする方は、その企業の『悪い噂や情報』を探してみると良いでしょう。

 

また、有給休暇についても同様です。有休休暇に関しては、逆に全部消化している人はあまりいないかもしれません。

 

とは言っても、自由な時期にある程度有休を取ることができる企業と、決まった時期の中で少ししか取れない企業・部署があるので、こちらに関しても『悪い噂や情報』を探してみると良いでしょう。

 

どちらにせよ、これらに関しては、世間的に『ホワイト企業』と言われている企業でも、実は社員の自主性を強制して隠しているなんてことが普通にあるので、あまり世間の情報のみを鵜呑みにしない方がいいかもしれません。

 

就活時の判断軸と就職後の実態のギャップの結論

■業務内容⇒

 

■人間関係や社風⇒

 

■将来性や成長性⇒

 

■地位・名誉⇒

 

■場所⇒

 

■経営理念⇒

 

■人事評価⇒

 

■待遇(福利厚生・年収等)⇒

 

■ワークライフバランス⇒

 

2.最終的な就職先の決め方の判断軸

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ギャップが小さいものは就職の判断軸としての重要性も低いです。

 

そのため、『業務内容』『人間関係や社風』『待遇』『ワークライフバランス』の4つが重要な判断軸となります。

 

この4つのうち、大きなギャップがあるのが1つだけなら耐えられるのですが、2つ以上になってくると徐々につらくなってきます

 

このような複数のギャップが重ならないようにするために、その企業のシステムごとに判断軸の重心を変えましょう。

 

人事異動が少ない企業(人材の流動性が小さい企業)の場合

 

『人間関係や社風』に重きを置くこと

 

⇒ギャップが大きかった際のダメージが大きい

人事異動が活発な企業(人材の流動性が高い企業)の場合

 

『待遇』『ワークライフバランス』に重きを置くこと

 

⇒『業務内容』と『人間関係』は毎回の異動ごとに運任せになるため

 

※業務内容はやっているうちになんだかんだで好きになってくる

志望業種に絶対的な熱意と信念がある人の場合

 

『業務内容』に重きを置くこと

 

⇒やっているうちに別のことに興味が出てきたり、他の条件が悪くなってくると嫌になったりする人が多いが、絶対的な熱意と信念がある人は業務内容で選んでもOK

 

人生で最初の就職先を選ぶのは非常に難しく不安ですよね。

 

でも、もしギャップがあまりにも大きくて嫌気がさしたら転職をすればいいだけの話です。

 

これはあくまで無難な決め方なので、最後は自分の直感や信念で決めてくださいね。

 

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