今回は『やりたいことがない大学生必見|見つける方法2つと流れに乗る大切さ』について紹介します。
多くの大学生は、「将来自分がやりたいこと」で一度は悩むでしょう。
いくら考えても見つからず、何をしたいのか分からないという人も少なくありません。
しかし、やりたいことが見つからないと、不安ですよね。
そこで今回は、やりたいことを見つける一般的な方法2つと、流れにのる大切さを紹介したいと思います。
目次
やりたいことを見つける一般的な方法2つ
- マインドマップ法
- モチベーショングラフ法
1.マインドマップ法
マインドマップ法は、自分の感情をマップにすることで、自分が何を望んでいるのかを可視化する手法です。
例えば、『人間関係』『仕事』『お金』の3つのゾーンを考え、それぞれについて願望を書いていきます。
『仕事』であれば、「①給料」「②業務」「③職場雰囲気」に分け、さらに「②業務」を(i) 毎日同じ、(ii) 毎日異なる などのように分けます。
このように、自分が直面している物事を分解していき、自分がどれを好むかを樹形図にして掘り下げていきます。
そうすると、例えば『毎日違う仕事内容で、他人に干渉しない職場雰囲気で、給料はそこそこで残業が少ない仕事』のように志望が決まっていきます。
願望が見つからない人は、嫌なことを想像して、嫌なことを避けるように考えてみてください。
2.モチベーショングラフ法
モチベーショングラフは、小さい頃から今までの人生における喜怒哀楽と出来事をグラフ化したものです。
嬉しかった出来事が分かったら、なぜその時自分は嬉しく感じたのか、どんな行動が自分の嬉しい感情につながったのかを掘り下げます。
悲しいことについても同様です。
こうすることにより、今までの人生全体を通じて自分が嬉しいと感じること、悲しいと感じることを明確化することができます。
以上の2つの方法を用いれば、自分が無意識にやりたいと思っていることを見つけることができるかもしれません。
実はやりたいことを見つける方法は意味がない
先ほど「自分のやりたいことを見つける方法2つ」を紹介しましたが、あれはあくまで一般的な手法です。
今までの自分の人生を因数分解して、無理やりやりたいことを明らかにしようとする手法です。
しかし、これらの方法では真に自分がやりたいことは見つからない可能性が高いです。
なぜなら、「楽しい」や「悲しい」の自分の中での定義や理由が間違っていれば、最終的な答えは変わってくるからです。
そして、マインドマップやモチベーショングラフの場合、その「間違い」が非常に起きやすいと言えます。
なぜならば、感情はその時々の価値観で感じ方が大きく変わってくるからです。
つまり、7歳の時に感じた「かなしい」感情の理由は、20歳のあなたが考えて導き出す理由とは異なる可能性が高いのです。
人間の価値観なんてものは常に変化しています。
そんな中で、時間軸のある一点を起点に過去の出来事を分析したところで、真にやりたいことはなかなか見つけることができません。
とりあえず「流れ」に乗ることの大切さ
では、真に自分のやりたいことを見つけるためにはどうすればいいのでしょうか。
答えは「その時の流れに身を任せてとりあえず前に進む」です。
真にやりたいことというものは、見つけようと思ってすぐに見つけることができるものではありません。
人生のあるタイミングでふと降ってくるものです。
そのため、その降ってきたタイミングで、そのチャンスを逃さないように行動することが重要です。
しかし、その「真にやりたいことが降ってくるタイミング」というのは人それぞれです。
そのタイミングが訪れるまでは、待たなければいけません。
それまでは、とりあえず周りがやっているようにバイトをして、就職活動をしてというように、流れに身を任せながら経験値をためておきましょう。
その時の就職先は何も「絶対に自分がやりたいこと」である必要はありません。
働いている途中で本当にやりたいことができた時に、そちらに移ればいいだけの話です。
やりたいことが降ってくるまでは、流れが決まっている川の水のように、流れに従って生きてください。
重要なのは見つけたときに行動すること
流れを意識して生きていく中で、もしやりたいことが見つかるタイミングが生じたら、その時こそ「行動」してください。
自分のやりたいことというのは、実は日常的に周りに落ちています。
しかし、自分のその時の心境や価値観の問題から、そのやりたいことを見つけることができていません。
なので、見つけるまではただ毎日を流れに任せて生きてください。
すると、ある日突然、落ちている「やりたいこと」というチャンスにぶち当たる時が来ます。
そのときこそ、行動してください。
「流れに従って生きること」は、あくまで分岐点でやりたいことにシフトするために利用していた道でしかありません。
むしろ人生のスタート地点は「分岐点」です。