今回は『サークルを立ち上げて最初にするべき手順7つ|人気サークルまでの道』について紹介します。
サークルの立ち上げや運営、活動場所や部員を募集する方法など、最初は分からないことだらけですよね。
私もサークルを設立したのですが、最初は悩みに悩んでいました。
初めは同期6人程度のサークルから、今は人気になり過ぎて抽選を行なうほどまでに成長しています。
そこで今回は私の経験をもとに、サークルを立ち上げて運営していくために必要な7つの手順を紹介したいと思います。
目次
サークルの立ち上げから運営までの7つの手順
- サークルの立ち上げ目的を明確化する
- 初期メンバーを集める
- 練習場所を確保する
- 役職を決める
- サークル用SNSを立ち上げる
- 入学時期の新歓に力を入れる
- 入った人の満足度を考える
プラスα:大会や練習試合など外部とのやり取り
1.サークルの立ち上げ目的を明確化する
- 立ち上げ目的を言語化
- 他のサークルとの差別化
目的が定まっていないと、サークルとしての存在自体があやふやになります。
目的や立ち上げたい理由は言語化できるようにしておきましょう。
また、他のサークルとの差別化をしなければ、誰も入ってくれません。
すでに存在しているサークルと全く同じ特徴のサークルを作っても、新入生はすでに認知度のあるサークルに流れていってしまいます。
2.初期メンバーを集める
- 既存の部活やサークルに参加して同志を見つける
- 5~10人程度まで集める
- 練習場所が確保できるまでは公共施設を使う
例えば自分がサッカーサークルを作りたいと考えているなら、サッカー部やサッカーサークルを全部見て回ってください。
そこに集まる人は『サッカーをしたい人』なので、メンバー勧誘をするための最低条件はそろっています。
その中でも、満足していない人を狙って話を持ち掛けてみてください。
また、経験者にこだわらず、最初は興味があるという人なら誰でも勧誘しましょう。
5~10人ほどまで集まれば、もう行動して大丈夫です。
練習場所が確保できるまでは、公共の施設に通うと良いでしょう。
3.練習場所を確保する手順
所属の大学の住所、あるいはサークルメンバーの住所の小・中学校の体育館(グラウンド)が練習場所の候補として最適です。
団体登録をすれば無料で利用することができますので、経費が膨れ上がることを避けることができます。
【手順①】
- 学校やメンバーの住所の市役所に行き、サークルで小・中学校の施設を利用したい旨を伝える
※市役所のスポーツ課
【手順②】
- 市役所でもらった用紙にメンバーの個人情報を書き込んで登録
※最低人数が設けられている可能性
※メンバーの何割かがその市に住所を持ってないといけない可能性
【手順③】
- 市から登録証を受け取り、その登録証を持って各小中学校の「団体開放受付日」に指定の場所に行く
- 各小中学校の受付窓口に登録証を持っていき、いつ利用したいかなどを伝える
【手順④】
- 場所が取れたら、取れた日に登録証と練習道具とサークルメンバーを持って体育館(グラウンド)に向かう
- 受付に登録証を見せて利用許可を得てから利用する
4.役職を決める
- キャプテン:サークルの方針や体外との重要な交渉
- 副キャプテン:キャプテンや他の役職のサポート
- 場所取り係:小中学校の毎月の抽選会への参加
- 会計係:サークル費と通帳管理
- メニュー係:練習メニューや技術的な面の決定
- 合宿係:合宿時の一連の手配
- SNS・HP係:毎回の練習場所などをSNSにUP
- 新歓係:歓迎会の手配や新歓パンフレットの手配
副キャプテンと合宿係と新歓係は余裕がなければなくても大丈夫です。
5.サークル用SNSを立ち上げる
- 2週間分の練習場所と練習時間帯
- 練習風景やメンバーの楽しそうな写真
サークルの競技に興味のありそうなツイートをしているアカウントは積極的にフォローしに行きましょう。
特に新歓時はこの行動が非常に重要です。
6.入学時期の新歓に力を入れる
活動内容、練習場所、練習風景、サークルメンバーなどを記載したパンフレットを印刷して、入学式で配りましょう。
もしスポーツサークルであれば、経験者数と未経験者数を書いておくと、未経験者も参加しやすかったりします。
また、大会などに個人的に出て成績を残しておいたりすると、経験者からの信頼度を上げることができます。
7.入った人の満足度を考える
- 入った新入生や、体験で来た人の満足度と口コミが人気サークルになるためのトリガーになる
未経験者、経験者、見学者の全員が満足できるようなメニューをそれぞれに対して組み、空間を最大に利用する必要があります。
さらに、1週間は同じメニューでいいですが、次週は新しいメニューにして新入生が飽きないようにすることも大切です。
常にサークル全体を見渡し、退屈している人がいないかどうかを確認することが大切です。
プラスα:大会などの体外との交流
- 大会や練習試合など、体外とのやり取りはサークルのマンネリ化やチーム感欠如へのいい薬になる
毎回のサークルの内容が満足度の高いものでも、飽きが生じてきてマンネリ化してくるのが人間です。
マンネリ化はメンバーの欠席率に直結し、最終的には辞めてしまう人が出てきます。
そのマンネリ化を抑制するためには「体外との交流」が有効です。
練習試合などで初めて「自分はこの団体の一員だ」と認識できるので、チーム意識を持たせることができます。
人気サークルまでの道まとめ
人気サークルにするためには、「サークルメンバー全員の協力」と「入ってくれてありがとう、満足という形で還元するね」という意識が重要です。
逆にこれさえあれば他は多少ぶれても大丈夫なほどです。
サークルの立ち上げと運営は立ちはだかる壁が多いですが、その分充実感と学ぶことは非常に多いです。
もちろん就活にも活きるので、全力で取り組んでみてください。