今回は「集中して勉強するための7つの条件と、大学受験を楽しみながら制する方法」について紹介したいと思います。
もし動画で見たい方は以下のyoutube動画をご覧ください。
私も受験時代にどうしても長時間集中できないことや、勉強への嫌気が半端じゃない時が多々ありました。
受験勉強は「継続」が命の長期的なマラソンです。
いかに「楽しく」毎日継続できるかが合否を左右します。
この記事にたどり着いたあなたは、現在この「勉強へのやる気や集中力」で悩んでいると思います。
そこで今回は、私が受験時代に行なっていた「勉強への集中方法」について紹介したいと思います。
毎日継続して勉強するにはどうすればいい?
誘惑の中でどうやって勉強すればいい?
勉強を始めようとしても集中できない
目次
集中して勉強するための7つの手順
以下が集中して勉強するための条件です。
【条件】
- 6.5~7時間睡眠をとる
- スマホは家に置いていく、あるいは家を出るときに充電を30%程度にしておく
- 勉強場所は塾・図書館・公民館・カフェ
- 家に帰ってきてからは勉強しない
- 音楽を聴きながら1番好きな科目⇒暗記や嫌いな科目⇒休憩⇒2番目に好きな科目⇒2番目に嫌いな科目の順で勉強
- 月に1回~2回はすべて忘れて思いっきり遊ぶ
- おやつタイムを2回取り入れる(勉強開始時、勉強中間点)
※寝る前の英語リスニング15分は毎日すること
おそらく意味が分からないものもあると思うので、以下でそれぞれの条件の理由を説明します。
集中して勉強するための7つの手順の理由
ここでは先ほどの条件の理由についてそれぞれ説明したいと思います。
条件1の理由
- 6.5~7時間睡眠をとる
勉強時間を確保するために睡眠時間を削る人がいますが、オススメしません。
定期テスト前の追い込みなどであれば効果的ですが、長期的な闘いである受験においては非効率です。
以下は各睡眠時間ごとの死亡リスクを男女別に表しているのですが、6.5~7.4時間が最も死亡リスクが低いです。
死亡リスクが上がる原因としては有害物質である活性酸素種の除去不足が挙げられます。
これは睡眠不足や適切ではない睡眠条件から生じる問題です。
この有害物質である活性酸素種の除去に遅れが生じると、細胞が活性酸素種により攻撃されます。
この現象は脳や肝臓で最も見られます。
つまり、睡眠不足は脳細胞のパフォーマンスにも影響してくるのです。
そのため、睡眠時間は6.5~7時間あたりを目安にとるといいでしょう。
条件2の理由
- スマホは家に置いていく、あるいは家を出るときに充電を30%程度にしておく
スマホは最も誘惑が多いため、勉強に集中するためには、スマホの誘惑に打ち勝たなければなりません。
特に、勉強なんてものは誰でも出来ればやりたくありません。
つらいものから逃げたくなるのが人間の性なので、持っているとついつい確認したくなり、集中できなくなってしまいます。
それならば、初めから家に置いてきて物理的に確認できないようにしましょう。
受験期はそれほど連絡を取らなければならない状況というものがありませんから。
とは言っても、何かあった時や、その日どうしても連絡をしないといけない時などは非常に困るでしょうから、家に置いておくのが不安な方は充電を30%程度にして持ち歩きましょう。
充電量が少なければ、充電が切れるといけないので必要以上にいじらなくなります。
条件3の理由
- 勉強場所は塾(通っている人)、図書館、公民館、カフェ
勉強場所としては、上記がオススメです。
もし家で勉強したい方は、リビングなどの周りの人の目があるところで勉強してください。
自室で毎回集中して勉強を継続するのは至難の業です。
並大抵の精神力では、集中して長時間勉強をすることは不可能でしょう。
「周りからの視線」や「見られている(監視されている)かもしれないという緊張感」が重要になります。
条件4の理由
- 家に帰ってきてからは勉強しない
家に帰ってきてからは勉強をしないという自分ルールを決めておくと、外での勉強がより集中して行えます。
家に帰ってからも勉強していると、そのうち「まだ家に帰ってからの勉強時間があるから少しくらい休んでも…」という誘惑が出てきます。
そうなると、集中力が欠けてきます。
さらに、その後に家に帰ってから勉強をしたとしても、集中力が維持できません。
勉強は「緊張感のある場所」で一気にして、その後は自由時間にして息抜きしましょう。
勉強時間と勉強場所の自分ルールを決めておくと、その場所での勉強時間内でできるだけ集中しないとやばい、という意識が働き、怠惰の抑制にもなります。
私の場合は、朝から20時30分まで勉強をして、その後はドラマを観たりゲームをしたり自由に過ごしていました。
また、毎日同じ勉強場所だと、環境に慣れてきて徐々に集中力が欠けてきます。
人間は飽きが生じると脳の働きが低下してしまうので、3~4日程度で場所を変えるといいでしょう。
【例】
- 月~水はAカフェ、木~土はBカフェなどのように
条件5の理由
- 音楽を聴きながら1番好きな科目⇒暗記や嫌いな科目⇒休憩⇒2番目に好きな科目⇒2番目に嫌いな科目の順で勉強
勉強のし始めは、最もエネルギーと覚悟が必要です。
勉強はできるだけしたくないものなので、「やりたくない」という意識を乗り越えるのに、強い意志が必要となります。
なので、勉強のし始めは自分の好きな科目を選びましょう。
そして、音楽を聴きながら、飲み物やお菓子を食べながら、今日やるべきページを眺める程度に読んだり、考えたりしてみてください。
眺めながら読んだり考えたりしていると、徐々に意欲が出てき始めるので、本格的にスタートする覚悟ができたら、お菓子と音楽を止めて勉強を本格開始してください。
条件6の理由
- 月に1回~2回はすべて忘れて思いっきり遊ぶ
受験勉強中は遊ぶ時間も惜しんで勉強するべきという意見もありますが、私はオススメしません。
毎日我慢しながら努力していると、徐々にマンネリ化してきます。
ストレスを発散するという目的でも大切ですが、それ以上に「昨日思いっきり遊んだから今日から本気でやらないとやばい」という刺激を得ることができるという意味でも大切です。
1か月に1回~2回は友達と思いっきり遊んでください。
私の場合は、スシローで大食い勝負をしたり、みんなでカラオケ行ったりして発散していました。
条件7の理由
- おやつタイムを2回取り入れる(勉強開始時、勉強中間点)
勉強開始時のお菓子は、徐々にやる気を出させる目的ですが、勉強の中間点のお菓子は「息抜き」と「糖質の摂取」という2つの目的があります。
息抜きはもちろん大切ですし、脳を過度に用いるため「糖質」の摂取も非常に大切です。
まとめ
受験は、いかにして「楽しみながら継続できるか」が合否を左右します。
この勉強方法であっているのか、成績が伸び悩んでいるけどこのままで大丈夫なのか等、いろんな悩みがあると思います。
しかし安心して下さい。みんな同じです。
そこで自分を信じて続けることができるか、そこでやめてしまうか、その2つの選択肢で最終的な結果が大きく変わってきます。
つらいことも多いでしょうが、是非最後まで自分を信じて頑張ってみてください。