今回は「成績が悪い人ほど受験で逆転合格しやすい理由と、志望校合格のための3つの手順」について紹介します。
成功には必ず秘訣があります。成功者には必ず共通点があります。
それを実行できれば、成功できないはずがないのです。
この記事が皆さんの志望校合格のためのきっかけになればと思います。
- やっぱり俺(私)には無理なのかな
- 志望校に合格できるか分からない
- 志望校のレベルを下げようかな
マネー金
筆者が受験で逆転合格できた時の状況
私はある行動をしたことがきっかけで、志望大学に逆転合格することができました。
人生は逆転が可能です。そして、大逆転のための秘訣がしっかりと存在しています。
筆者の受験開始時の状況
【受験開始時の学力】
- 高校二年の冬まで全科目偏差値39、常に学年最下位
- 英語はSVOを耳にしたことがあるレベル
- 数学は因数分解の仕方を知らなかった
- 国語は古文漢文の知識ゼロ
- 化学は水素がHであることを知らなかった
- 物理は運動方程式を聞いたことがないレベル
【志望校】
- ”理工系最高峰”と言われる「東京工業大学(東工大)」を志望
【勉強スタイル】
- 独学で東工大受験に挑む
- 勉強場所は図書室・公民館
- 2年間で全科目の偏差値を30上げ、第一志望の東工大に合格
私は地頭が良いタイプではありません。
同じことを同じように教えられても、周りの人よりも理解するのが遅いタイプでした。
では、なぜこんなただの落ちこぼれが短期間の独学で超難関大である東工大に合格できたのでしょうか。
筆者が受験で周りに勝って逆転合格できた3つの理由
落ちこぼれかつ、地頭が良いタイプでもない筆者が周りに勝って逆転合格できた理由は以下3つです。
①周りの人に勝つために必要なもの
- 『成功した時のイメージ』を忘れずに、ただ自分を信じて諦めずに継続したから
”ここにきてマインドセットの話かよ”と思う方もいるかもしれません。
ですが、おそらくこれは受験だけでなく、どの分野の成功者も同じことを言うと思います。
成功する人と成功しない人の差は「自分を最後まで信じて継続できるかどうか」です。
これができる人は成功するし、できない人は成功しません。
一見すると、自分を信じて頑張ることなんて誰にでもできる当たり前のことのように思いますよね。
でも、実際に今の日本には、人生を逆転させて人々の話題になるような成功者なんてほんの一握りです。
つまり、多くの人はこの「自分を最後まで信じて継続」ができていないのです。
では、なぜこんな当たり前のように聞こえることが皆できないのでしょうか。
②多くの人が周りに勝てない理由
- 多くの人が周りに勝てないのは『賢すぎること』が原因
日本人は外国人に比べて、リスクを恐れやすい性格をしています。
これは遺伝子レベルで決まっていることであり、すぐに不安感に襲われる傾向があるため、リスクを恐れやすいのです。
ただ、リスクを恐れて回避することは悪いことではありません
そもそも動物は元々リスクを嫌うようにできているため、回避はある意味生物的には理にかなっているのです。
このように、リスクヘッジは安定して安全に生きていく上では絶対に欠かせないほど大切なものなのですが、時として邪魔になることがあります。
それは「リスクを取って成功を目指すとき」です。
つまり、今回のケースのような人生を逆転させて一握りの人間になる時は回避行動が邪魔になるということです。
また、今回のケースでいうリスクとは「努力が報われなかった時(志望校に落ちた時)」のことを指します。
落ちることを恐れて挑戦をしなければ、一握りの成功者になることはできません。
リスクばかりを気にしていると、”大半の一般人”で終わってしまうのです。
世間ではそれが当たり前、常識になっているのですが、ではなぜそれが常識になっているのでしょうか。
③世間の常識を排除する勇気が大切
- 真に成功をしたいのなら、周りの常識ではなく、自分を信じて突き進むべき
常識とは、多くの大衆の同質な考えのことです。
そして、その多くの大衆は一握りの成功者ではありません。
つまり、周りの常識にとらわれた行動は、一握りの成功者を目指す人からしたら邪魔でしかないのです。
真に成功をしたいのなら、周りの常識ではなく、自分を信じて突き進むべきなのです。
【ここでいう常識とは】
- 自分の夢「今はセンター数学の点数が40点しかないけど、1週間で90点取れるようにしてやる!」
- 常識「いや、1年かけても無理な場合がほとんどなのに、1週間なんて無理に決まってるじゃん。実際は良くて50点とかだろ。」
夢に向かって挑戦していると、周りから『不可能だよ』と言われることがあると思います。
その中には同じように挑んで失敗した結果、優しさで不可能だよとアドバイスをしてくれている人もいるかもしれません。
しかし、それはもしかしたらその人のやり方が間違っていただけなのかもしれません。
単純に今までの人たちは、一つの『成功』という解にたどり着けなかっただけかもしれません。
自分の場合はもしかしたらできるかもしれません。
もしそうなのであれば、挑戦しないのは非常にもったいないです。
これをどこまで本気で信じて、どこまで自分を貫けるか、これが本当の成功のカギになるのです。
そして、自分を最後まで信じることができた人が、最後に成功を勝ち取れるのです。
私のような落ちこぼれが、周りの優秀な人間を差し置いて逆転合格できたのは、自分を信じて最後まで継続できたからです。
自分が思っている以上に、周りの受験生は途中で断念するか、油断して手を抜いてしまうかで勝手に落ちていってくれます。
つまり、ただ自分を最後まで信じて継続さえしていれば、勝手にライバルは消えていってくれるのです。
これが、最終的に勝つためのコツになります。
周りの大学受験生に勝つための具体的なテクニック
人間の中で一番エネルギーの大きい感情は「復讐心や嫉妬心」のような、負の攻撃的感情です。
そして、成功のための大きな起爆剤は、この「復讐心や嫉妬心」であるケースが非常に多いです。
周りの大学受験生に勝つための手順
①自分の志望校と夢を周囲に知らせる
- 成功のための起爆剤である『復讐心や嫉妬心』を自分の中で生産できる可能性がある行動
志望大学合格後のポジティブなイメージだけでは、落ちこぼれから逆転合格をするための材料としてはまだ不十分です。
人間自体がポジティブなイメージにエネルギーをあまり持てないように作られているからです。
そこで重要なのが「自分の志望校や夢を周囲に知らせて逃げられないようにすること」です。
この時、素直に応援してくれる人もいるでしょう。
しかし、応援してくれる人がいる一方で、馬鹿にしてくる人や、諦めを促してくる人もいます。
この、馬鹿にしてくる人や諦めを促してくる人の存在が、成功のためには非常に大切です。
人は誰しも、夢や希望を馬鹿にされたり不可能だと言われたりすると、カチンときます。
この悔しさや見返したさが成功のためのエネルギーなのです。
批判や非難が多ければ多いほど、努力のためのエネルギーを蓄えることができます。
これを成し遂げるために必要なのが、周囲への報告なのです。
応援してくれそうな仲の良い人にだけ告知しても意味がありません。
会話ができる人には全員に告知してください。
すると、そのうち口伝えでほとんどの人が知ってくれることになります。
ここで初めて、逃げることのできない、妥協を許されない環境が構築されます。
この環境さえ作れば、もう周りは監視と品定めの目だらけなので、やらざるを得なくなります。
②志望校への本気度を周囲に広める
- 休み時間や昼休み中も勉強する
- 遊びの誘いなどを、勉強を理由に断ってみる
いくら周囲に志望校や夢を広めたとしても、それが冗談と捉えられてしまったら意味がありません。
おそらく最初は冗談として捉えられるのですが、あなたが本気度を見せるたびに、周りは徐々に信じ始めます
この過程は非常に重要なので、本気度を示す行動を見せるようにしましょう。
③嫉妬するほどのライバルを作る
- 仲のいい友達や、いつもイジリ合っている友達などに、自分から学力での勝負や喧嘩を吹っかけてみる等
嫉妬心は復讐心と近しいものですが、正確には少し違います。
この嫉妬心も非常に大切な成功へのエネルギーとなるので、嫉妬心を燃やせる相手を作ってください。
私の場合は、それが彼女でした。
私が圧倒的に負けているのに「大丈夫だよ、成績伸びたね」と励まされるのが、当時の私からしたらすごく屈辱だったのです。
”絶対に勝ってやる”、それが当時の私の嫉妬心でした。
皆さんもそのような相手を見つける、あるいは作ってください。
夢を叶えて人生を逆転させたい人は以上を行なってみてください。
犠牲はありますが、効果は本当に大きいです。
夢を叶えて成功者になるためには、それなりの犠牲が必要です。
ただ、あなたがその捨てたものを「ただの犠牲」と捉えるのか、「成功のための種」と捉えるのかの違いです。
「成功のための種」と捉える覚悟のある人だけが、成功する権利を得られるのです。