海外口座と国内口座、どちらを開設すべき?FXを独学で学びたい初心者必見!

 

今回は「FXを独学で学びたいFX初心者の方向けに海外口座と国内口座のメリットデメリット」を紹介したいと思います

 

FXを始める際に必ず通る道が「FX口座開設」です。

 

FX口座には海外FX口座国内FX口座があり、さらにその中にもたくさんの会社が存在します。

 

そのため、最初はどのFX口座を開設するべきなのかでかなり悩むと思います。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・海外FX口座と国内FX口座のどちらを開設するべきか悩んでいる方

 

・どの会社のFX口座を開設するべきなのか分からなくて困っている方

 

また、FXを始める際に必要な最低限の知識やオススメの勉強本を以下の記事でまとめているので、こちらもあわせて読んでみてください。

 

FX初心者が最初に読むべき勉強本!最低限知っておくべきFX用語と始め方

 

1. 海外FX会社と国内FX会社の違い

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スプレッド

海外FX会社….約1.2pips

 

国内FX会社….約0.3pips

 

スプレッドは1回のトレード(取引)当たりのFX会社へ支払う手数料です。

 

上記の通り、圧倒的に国内FX会社の方がスプレッド幅が小さく、手数料が少なくて済みます。

 

実は、国内FX会社と海外FX会社でこれほど大きくスプレッドに差があるのには理由があります。

 

それは、国内FX会社がDD方式をとっているのに対して、海外FX会社はNDD方式をとっているからです。

 

DDやNDDと言われてもよくわかりませんよね。今から詳しく説明します。

 

DD方式

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DD方式は、FX会社がトレーダーとインターバンクの間に介入するシステムのことです。

 

どのように介入してくるのかを以下で説明します。

 

①トレーダー(私たち)が注文する

 

②FX会社は、一度トレーダー(私たち)の注文を決済する

 

③FX会社のトレーダーが、私たちの注文が勝つか負けるかを予想

 

④勝ちそうであると判断をすれば、トレーダー(私たち)の注文と同様の注文をインターバンクに注文し、負けそうであると判断すれば、インターバンクに注文しない

 

⑤勝てば、トレーダー(私たち)にすべてキャッシュバックし、負ければ、最初にトレーダー(私たち)の注文を決済した際に手に入れたお金をいただく

上記がDD方式のFX会社の介入方法と、売り上げの出し方です。

 

つまり、DD方式のFX会社は、トレーダー(私たち)が負ければ負けるほど売り上げが上がります。

 

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【例】

 

あなたは急に友人Aから5万円を渡され、こう言われました。友人A「おれが指定する注文内容でボートレース券を買ってきてくれ」。

 

しかし、あなたは実はボートレース予想のプロであり、この友人Aさんの注文は絶対にハズれると思ったとします。

 

どうせ友人Aさんの予想がハズれるのであれば、先ほど渡された5万円は無いのと同じです。

 

であれば、この5万円を馬鹿正直にAさんの予想通り賭けるのではなく、こっそり自分の財布に入れた方が賢いですよね(※ばれたら友情が崩壊します)。

 

この時、2通りの結果が存在します。

 

①友人Aさんの予想が外れたとき ⇒ あなたは予定通り5万円をゲット

 

②友人Aさんの予想が当たったとき ⇒ 当たった分の金額だけ支払わなければならなくなる

 

つまり、あなたに実力があり、かつ友人Aさんの実力が低ければ低いほどあなたはこっそり金儲けできるわけです。

 

これがDD方式のFX会社の稼ぎ方です。では、この方式は本当に儲かるのでしょうか。

 

一般的に、FXトレードでは、トレーダーのうちの90%が負けていると言われています。

 

これは、単純に考えればDD方式のFX会社が、90%分儲けていることになります。

 

実際はFX会社の判断力量によっては変動がありますが、そうであったとしても、かなりの収益になっているはずです。

 

つまり、冒頭の質問である「国内FX会社と海外FX会社でどうしてこんなにスプレッド(手数料)に差があるのか」の国内FX会社のスプレッドの安さの答えは、「収益が大きいゆえに、その分スプレッドを安くすることができるから」となります。

 

NDD方式

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NDD方式はDD方式と異なり、一切FX会社が介入しないシステムです。

 

では、NDD方式のFX会社はどうやって儲けているのでしょうか。

 

実はこれの答えが「高いスプレッド(手数料)」なのです。

 

つまり、NDD方式のFX会社は、トレーダー(私たち)がトレードの回数を増やせば増やすほど儲ける、というビジネスモデルとなっているのです。

 

DD方式とNDD方式は以上のような特徴があるため、性質も異なっています。

 

DD方式は、トレーダーが負ければ儲かる仕組みなので、私たちと利害が相反しています。

 

そのため、少し前までは、DD方式のFX会社は本当はイカサマしているんじゃないか、といった声や、実際に疑惑が多い会社もありました。

 

仕組上、実際の運営の中身がブラックボックスとなっているため、疑いたくなる気持ちも非常にわかります。今はこのようなことは減っているとのことです。

 

一方、NDD方式はトレーダーのトレード回数が売り上げに直結しているため、利害が一致しています。

 

トレード回数が多くなるということは、投資に対して強気であり、かつ資本があるということです。

 

強気であり、かつ資本があるということは、トレーダーが利益を出しているということです。

 

そのため、NDD方式は非常に単純でクリーンなモデルとなっています。

 

レバレッジ

海外FX会社….100倍~2000倍(MAX値)

 

国内FX会社…. 25倍(MAX値)

 

上記の通り、海外FX会社の魅力は何といってもレバレッジの高さです。

 

国内FX会社の場合は一律でMAX25倍と定められているのですが、海外FX会社の場合は、基本的に100倍を超える高レバレッジをかけることができます。

 

高いレバレッジをかけることができるということは、少ない資金で大きなトレードができるということです。

 

さらに、負ければ損失も大きいですが、勝てば一瞬で億万長者。まさにハイリスクハイリターンですね。

 

実は、高レバレッジは自分ルールさえしっかりしていて、うまく扱うことができれば、最強の武器になります。

 

レバレッジ・必要証拠金・有効証拠金・ロスカットがイマイチ分からないという方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

 

ゼロカット

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国内FX会社の場合、ロスカットラインが高く設定されているため、通常であれば残高がマイナスになるなんてことはありません。

 

しかし、リーマンショック時などのように突然大幅下落した場合、ロスカットラインを突き抜けて損失が生じることがあります。

 

つまり、国内FX会社のロスカットラインの設定は、急激かつ大幅な変動は保証できないということです。

 

このような予想外の出来事は、国内FX会社からしたら想定外なので、いくらトレーダーの残高がマイナスになろうと救済はしてくれません

 

一方で、海外FX会社の場合、ロスカットラインこそ低めの設定ですが、このような急激な変動により残高がマイナスになった時、マイナス分は支払わなくて構いません

 

これがゼロカットと呼ばれる、海外FX会社特有の強みです。

 

また、ロスカットラインが国内FX会社よりも低めに設定されているので、”少しの変動ですぐにロスカットされて、小さな損失が積み重なっていく”ということが起きにくいことも、海外FX会社を利用した時の特徴です。

 

※通常であれば国内FX会社を利用していて残高がマイナスになるなんてことはほとんどないため、そこまで気にしなくても大丈夫です。

 

ツール

皆さんはMT4というFXツールをご存じですか?このMT4なのですが、今やFXトレードには必須のアイテムとなっています。

 

テクニカル分析がメインと言われるFXでは、テクニカル分析用ツールの存在が非常に重要になってきます。

 

MT4以外にもテクニカル分析ツールはたくさんあるので、あえてこれである必要はないのですが、使い勝手が非常にいいです。

 

さらに、教材や有名トレーダーによる講習なども、MT4を用いて解説していることが多いので、このタイミングで利用し始めてみるといいでしょう。

 

無料のツールとなっているので、特にお金などはかかりません。ただ、MT4を使えるFX口座と使えないFX口座があるので、あらかじめ調べるなどの確認が必要です。

 

◆ 国内FX口座はMT4を使えないところが多い

 

◆ 海外FX口座は共通のツールがMT4なので、どこでも使える

 

2. 海外FX会社と国内FX会社、各々どんな人にオススメ?

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国内FX会社にも、海外FX会社にも、それぞれメリットとデメリットが存在します。

 

では、どのような人が国内FX会社に向いているのか、どういった人が海外FX会社に向いているのでしょうか。

 

国内FX会社

 

■まだ始めたばかりで何もわからない状態の人

 

■損切ラインの自分ルールを設定していない人

 

海外FX会社

 

■MT4などの共通ツールを使いたい人

 

■少ない資金で大きな額のトレードをしたい人

 

■リスクを抱えてでも短期間で資金を大きく増やしたい人

 

海外FX会社は、国内FX会社に比べてスリッページなどによる約定の滑り(時間的ズレ)がほとんどないため、”この価格で決済したのに時間的にずれが生じてその間に少し価格が変動してしまった”ということは起きにくいです。

 

そのため、スキャルピングのような、瞬間的なトレードスタイルの方は海外FX会社の方が使いやすいかもしれません。

 

しかし、海外FX会社は1回あたりのトレードの手数料が多いため、スキャルピングに関しては、本人がどちらをより気にするか、によります。

 

3. オススメの使い分け方

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私の場合は、まずは国内FX口座を開設し、少ない資金でトレードを重ねて相場慣れをするようにしました。

 

しかし、私が利用している国内FX会社は、初心者向けとして評価と人気はものすごく高いのですが、MT4が使えませんでした。

 

そのため、MT4を用いる目的と、後々トレードに慣れてきた際に海外FX口座を開設したいことを踏まえて、海外FX口座も開設しました。

 

つまり、慣れるまでは、海外FX会社のチャートでMT4を利用してテクニカル分析し、トレード自体は国内FX会社で行なっていました。

 

以下が私が利用している国内FX会社と海外FX会社です。

 

国内FX会社

 

外為ドットコム

 

 

海外FX会社

 

XM TRADING

 

注)XM TRADINGは90日以上トレードをしていない場合、口座が凍結される可能性があるため気を付けましょう。

 

私の場合はせこいですが、最初のうちは90日に1度~2度ほど少額でトレードすることで繋いでいました。

 

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